Apple Watchのエントリーモデルとして親しまれているApple Watch SEシリーズ。価格を抑えながらも十分な機能を備えた人気モデルですが、2025年に登場するとされる第3世代モデルについて、ディスプレイサイズが大きくなるという新たな情報が明らかになりました。

Apple Watch SEシリーズとは?

Apple Watch SEは、Appleのスマートウォッチラインナップの中でもコストパフォーマンスに優れたモデルとして2020年に初登場しました。主に初めてApple Watchを購入する方をターゲットとしており、最新技術ではなくても、比較的モダンなデザインと必要十分な機能を提供することで、手頃な価格を実現しています。


2022年に発売された第2世代のApple Watch SEでは、S8チップを搭載し、前モデルと比べて30%大きなディスプレイを備えるなど、着実な進化を遂げてきました。そして今、2025年に登場すると言われている第3世代モデルでは、さらなるディスプレイサイズの拡大が期待されています。

Apple Watch SE 3の新しいディスプレイサイズ

9to5Macの報道によると、Display Supply Chain Consultants(DSCC)のアナリスト、Ross Young氏が次世代Apple Watch SE用のディスプレイがすでに生産段階に入っていることを明らかにしました。

Young氏の情報によれば、Apple Watch SE 3のディスプレイサイズは約1.6インチと1.8インチになるとのことです。

現行のApple Watch SEは40mmと44mmのサイズで展開されていますが、ヤング氏が示した数字から、2025年モデルのSEはApple Watch Series 6からSeries 9までの最新モデルで採用されている41mmと45mmのサイズオプションに近い仕様になる可能性が高いと考えられます。

大きくなるディスプレイがもたらすメリット

ディスプレイサイズが大きくなることで、Apple Watch SE 3はより現代的な外観になるだけでなく、実用面でも大きなメリットがあります。特にカスタマイズ性の向上が期待できるでしょう。
Apple Watch SE 3_02.
例えば、新しいディスプレイサイズによって、Apple Watch SEでも新しい文字盤を利用できるようになる可能性があります。Appleは一部の文字盤について、大きな画面を持つApple Watchモデルでのみ利用可能としており、画面サイズの制約によって利用できる機能に差が生じていました。

ディスプレイが大きくなることで、これまで上位モデルでしか使えなかった文字盤デザインや機能が、SE 3でも楽しめるようになるかもしれません。

信頼性の高い情報源

Appleは正式発表前にハードウェアコンポーネントのテストや準備を行うことが一般的であるため、次世代Apple Watch SE用のディスプレイがすでに生産に入っているというのは十分に納得できる話です。

今回の情報源となったアナリストは過去にも正確な予測を行ってきた実績があり、また大きなディスプレイへの移行はAppleの過去の製品開発の流れとも一致しています。コストを重視するSEモデルにとっても、このようなアップグレードは論理的な進化と言えるでしょう。そのため、この噂は「可能性が高い」と評価されています。

Apple Watchの今後の展望

Apple Watchは登場から10年以上が経過し、その間に健康管理や日常生活をサポートするデバイスとして着実に進化してきました。SEモデルも例外ではなく、今後も継続的な改良が期待されます。

大きくなるディスプレイは、より多くの情報を一度に表示できるようになったり、操作性が向上したりするなど、ユーザー体験の向上につながるでしょう。また、バッテリー容量の増加や新機能の追加なども期待したいところです。

もちろん、Apple Watch SE 3について現時点では公式の発表はなく、これらの情報はあくまで噂や予測に基づくものです。

まとめ

Apple Watch SE 3は、これまでの40mmと44mmから、41mmと45mmへとサイズアップする可能性が高いことが明らかになりました。
ディスプレイの大型化により、より多くの文字盤オプションや機能が利用可能になると期待されています。

コストパフォーマンスを重視しながらも、着実に進化を続けるApple Watch SEシリーズ。
2025年に登場するとされる第3世代モデルがどのような機能を備えるのか、今後の公式発表に注目が集まります。

(Via 9to5Mac.)


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