macOS Big Surのアップグレード後にWi-Fiが機能しない問題の対処方法

macOS Big Surのアップグレード後にWi-Fiが機能しない問題の対処方法

macOS Big Surのアップグレードをインストールした後、一部のユーザーからWi-Fiのトラブルが報告されています

一部のユーザーにとっては、接続が頻繁に低下し、信頼性がありません、また、Wi-Fiが遅いというユーザーもいます

ワイヤレス診断

ワイヤレス診断ツールを実行して接続をテストします

  1. 実行中のアプリを終了します
  2. Wi-Fiに接続します
  3. 「Option(⌥)」キーを押しながら、メニューバーのWi-Fiアイコンをクリックします
  4. 「ワイヤレス診断を開く…」を選択します
  5. MacOS Big Sur Wi Fi 00001

  6. 管理者パスワードを入力し、画面の指示に従います

Macとルータを再起動

  1. 「アップルメニュー」>「シャットダウン」を選択します
  2. モデムとルーターに移動します。それらのプラグを抜き、30秒待ちます
  3. モデムを接続し、ISPに再接続するのを待ちます
  4. ルーターを接続して電源を入れ、完全に起動するまで数分待ちます
  5. Macの電源を入れます

セーフモードで起動してみます

セーフモードは、Macで発生している問題を診断するときに役立ちます、また、ディスクの基本的なチェックを行い、いくつかのキャッシュを削除します

Wi-Fiネットワーク接続がセーフモードで機能する場合は、サードパーティのソフトウェアが問題を引き起こしている可能性があります

Apple Siliconの場合

  1. Macをシャットダウンします
  2. 起動オプションウィンドウが表示されるまで、電源ボタンを押し続けます
  3. 起動ディスクを選択します
  4. Shiftキーを押したまま、「セーフモードで続行」をクリックしてから、Shiftキーを放します
  5. Macにログインします

Intelプロセッサの場合

  1. Macの電源を切ります
  2. Macの電源を入れ、ログインウィンドウが表示されるまでShiftキーを押し続けます
  3. Macにログインします

NVRAMとPRAMをリセットする

  1. Macをシャットダウンします
  2. Macの電源を入れ、すぐに「Option」「Command」「P」「R」の4つのキーを押し続けます
  3. 20秒間押し続けてから放します

SMCをリセットする

  1. SMCをリセットするには、MacBookをシャットダウン/電源オフします
  2. 「Shift」「Control」「Option」の3つのキーを押し続けます
  3. 他の3つのキーを離さずに、電源ボタンを押し続けます
  4. すべてのキーを10秒間押し続けてから、離します
  5. Macの電源ボタンを押します

サードパーティ製ソフトウェアの確認

サードパーティのソフトウェアが、Wi-Fiネットワークの使用を妨害している可能性があります。ソフトウェアはmacOSBig Surと互換性がないか、更新が必要な場合があります

不要なソフトウェアは削除する必要があります。確認できる場所は、/ ライブラリ / Extensions/ ライブラリ / DriverExtensionsです

  1. Finderウィンドウを開いた状態で、画面上部のメニューバーに移動し、「移動」>「フォルダに移動」を選択します
  2. / ライブラリと入力します
  3. 拡張機能フォルダに、次のように表示されます
  • AppleMobileDevice.kext
  • HighPointIOP.kext
  • HighPointRR.kext
  • SoftRAID.kext

MacOS Big Sur Wi Fi 00002

BJUSBLoad.kextとCIJUSBLoad.kextファイルは、私のプリンターソフトウェアからのものであり、DroboTBT.kextはDroboのものです

認識できないファイルについては、その出所を把握する必要があります、ファイル名をグーグルで検索して、関連付けられているソフトウェアを見つけます

ソフトウェアアプリケーションがmacOSBig Surと互換性があるかどうかについては、開発者のWebサイトを確認し、アプリが不要になった場合は、アンインストールする必要があります

  1. Finderを開きます
  2. アプリに関連付けられているフォルダーが表示された場合は、そのフォルダーでアンインストーラーを探し、表示されている場合は、それをダブルクリックして、画面の指示に従います
  3. アプリのアンインストーラーがない場合は、アプリをゴミ箱にドラッグします

​Apple Diagnosticsを使用する

Apple Diagnosticsは、Macの内蔵ハードウェアの問題を診断するのに役立ちます

  1. Macの電源を入れ、Macが起動している間、そのまま電源ボタンを押し続けます
  2. 起動オプションのウインドウが表示されたら指を放します
  3. キーボードの「Command (⌘)」+「D」キーを押します
  4. 言語を選択すると、Diagnosticsが自動的に起動します
  5. 画面の指示に従います

​新しいWi-Fi設定の作成

ファイルを削除したり移動したりする前に、必ずバックアップを作成しておきます

  1. ​ Wi-Fiを無効にする:画面上部のメニューバーにあるWi-Fiアイコンに移動し、クリックして開き、「Wi-Fi」の横にあるトグルをクリックします
  2. MacOS Big Sur Wi Fi 00003

  3. ​ 新しいフォルダを作成して、Wi-Fi設定に関連するファイルを保存し、​これを「Wi-Fiバックアップファイル」の様に名前を付け​デスクトップに保存します
  4. ​ Finderを開いた状態で、上部のメニューバーから 移動」>「フォルダへ移動」を選択します
  5. ​ 場所フィールドに 「/ライブラリ/Preferences/SystemConfiguration/」と入力します
  6. ​ 次のファイルを選択します
  7. ・ NetworkInterface.plist
    ​ ・com.apple.wifi.message-tracer.plist
    ​・com.apple.airport.preferences.plist
    ​・preferences.plist

  8. ​ 選択したファイルを、作成したバックアップフォルダに移動します
  9. ​ Macを再起動し、メニューバーのWi-Fiアイコンに移動して、Wi-Fiを再度有効にします

解決しない場合

  • Macで新しいユーザーアカウントを作成して、Wi-Fiの問題の原因を特定します
  • macOSを再インストールします

(Via macReports.)


COMMENTS & TRACKBACKS

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  1. By みっひー

    大変助かりました。治りました。

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