macOS Sequoiaを利用している方の中で、スポットライト検索機能の不具合に悩まされている人が増えています。macOS Sequoia 15.2あたりから同様の問題を経験ユーザーが発生しており、その原因は特定できていませんが、アップデート後から突然使用不能になったようです。
この問題はmacOSだけに限ったことではないようです。iPhoneのスポットライト検索も同様に機能が低下しており、設定アプリ内での検索も正常に動作しない状況が報告されています。これまで問題なく動作していた機能がAppleのアップデートによって突然使えなくなるという事態は非常に残念なことです。
ユーザーからの報告が急増
約4ヶ月前にRedditに投稿されたスレッドでは、あるユーザーがmacOS 15.1へのアップグレード後、「スポットライト検索結果にアプリがほとんど表示されなくなった」と報告しています。さらに「ユーザーフォルダに保存されているドキュメントの表面をかろうじてスクレイピングしているような状態」と不具合の状況を説明しています。
この投稿に対して、同様の問題を抱える数十人のユーザーからコメントが寄せられています。さらに過去に遡ると、macOS Sonomaでも同様のスレッドが立てられていたことがわかります。このトレンドはアップデートごとに繰り返されており、新しいリリースのたびにAppleは被害者を増やしているようにも見えます。

macOS Sequoiaのスポットライト検索は修復可能か?
確実な解決策はまだ見つかっていませんが、いくつかの解決策が提案されています。
対処法1:Spotlightの設定を見直す
macOS Sequoiaのスポットライト検索問題の解決策として考えられるのは、スポットライト設定ですべての検索項目カテゴリのチェックを外し、設定を閉じて数時間後に再度チェックを入れるという方法です。具体的な手順は以下の通りです。
- 設定アプリを開きます。
- スポットライトを選択します。
- すべての項目のチェックを外します。
- 約1時間待ちます。
- すべての項目に再度チェックを入れます。
この方法で問題が解決しない場合、より技術的な対処法が必要になるかもしれません。
対処法2:Spotlightのインデックスを再構築する(上級者向け)
この方法で解決しない場合は、数ヶ月前にあるテクノロジスト(技術専門家)がmacOS Sequoiaのスポットライト問題の修正方法を投稿しています。
大量のデータを保存している場合は、スポットライトのインデックスディレクトリを削除するか、System Integrity Protection(システム整合性保護)を完全にオフにする必要があるかもしれません。この方法についてはEdward Tsang氏の記事が詳しいので、参考にしてみることをお勧めします。
まとめ
これは、macOS Big Surのアップデートで通知センターがほぼ1年間機能しなくなった問題と似ています。
(Via BGR.)
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