【Mac】32bitアプリケーションの終焉に備え今から準備する
残り約6か月
AppleのWWDCまであとわずか2か月で、その時点でmacOS 10.15を発表し、その最初のベータテスト版をリリースする予定です
macOS Mojaveを現在実行していれば、32bitアプリケーションを起動するとアラートが表示されます
macOS 10.15の最初の正式リリースまで約6か月となりました、準備を始めるのには良い次期ではないでしょうか
QuickTime
32bitアプリケーションの使用を失うこと以外に、ほとんどのユーザが影響を受けるのは QuickTime(QuickTime 7)サポートの喪失です
これにより、サポートされなくなるエンコーディングに依存しているビデオクリップや映画などの古いメディアファイルにアクセスできなくなる可能性があります、これらに対応する方法
- 静止画、主にJPEG 2000
- Keynoteの埋め込み
- ビデオなど、QuickTime Playerを使ってそれらを見つけて変換する方法
- 「Compressor」を使ってバッチをトランスコードし、さらに細かく制御
現在、次のアプリケーションはレガシーメディアの検出と変換をサポートするための32bitコンポーネントを含んでいます
- Compressor
- Final Cut Pro
- iMovie
- Motio
これらのコンポーネントは10.15では動作しなくなります。そのため、メディアを変換するためにこれらのコンポーネントを使用する場合は、今がその時です
アプリケーション
次のアプリは、現在32bitコードに依存しているものです
- Adobe Creative Studio 6 およびそれ以前
- Adobe Acrobat 11 and 2015 は、サポートフレームワークで脆弱に見える
- Aperture, 一部のコンポーネント
- Bento は、動作不可
- FileMaker Pro 12 Advanced それ以前、13と14の一部も32bitであり、17にアップグレードするのが最善
- iPhoto、いくつかのコンポーネント、おそらくiPhotoは macOS 10.15では動作不可の可能性
- Mailsmith
- Mathematica 11.3
- Microsoft Office 2011(アプリケーションのバージョンが 14)、Officeを使用している場合は、Office 365で提供されているバージョン16のアプリまたはその他の最新計画にアップグレードする必要があります
- Microsoft OneNote 15
- Nisus Thesaurus 1.1.1、64ビット版の無料App Storeバージョン1.1.4にアップグレードする
- OED (オックスフォード英語辞典) 4.0、現在唯一の代替手段はオンライン購読です
- QuarkXPress 2016 およびそれ以前, 最善策は、App Storeバージョン2018にアップグレードすることです
- Skype Meetings App 16.2
- Toast Titaniumの古いバージョン
macOS自体
Appleは従来のQuickTimeサポートは削除されていることを明らかにしましたが、32bitのままであるmacOSの他の部分がまだあります
現在、次はまだ含まれています
- /System/Library/Components/PDFImporter.component
- /System/Library/CoreServices/CarbonSpellChecker.bundle
- /System/Library/Frameworks/Scripting.framework and /System/Library/Frameworks/AppKitScripting.framework, which are worrying
- /System/Library/Input Methods/InkServer.app
- /System/Library/Frameworks/QuickTime.framework and /System/Library/QuickTime/ of course
失われそうなサポートフレームワークの中にはiWork 09とStuffit圧縮のためのものがあり、後者のための互換性のある64ビットの代替手段は解っていません
インターネットプラグインはDirectorShockwave、Silverlight、そしてもちろんQuickTimeです
回避策
macOS 10.15にアップグレードしたいが、いくつかの古いアプリへのアクセスを維持したいなら、デュアルブートとMojave仮想マシンと言う、2つの解決策があります
最近のメジャーバージョンのmacOSでは、ファイルシステムの変更、特にAPFSの変更、およびTime Machineなどの機能の動作の仕方から、デュアルブートはますます困難になっています
デュアルブートシステムをセットアップするつもりなら、それが実行可能であることを確信するために10.15のリリースのかなり後まで待つべきです
VMwareなどのベンダは、10.15で動作するように自社製品の新しいバージョンをリリースする予定です
これにより、VMでMojave以前を実行することができます。繰り返しますが、これは10.15のリリース後まで利用可能になることはほとんどありませんが、32bit製品を継続する必要がある多くのユーザーにとって最良の解決策となる可能性があります
(Via The Eclectic Light Company.)
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