新しいMacBook Proを待っている方は多いと思いますが、Appleが意図せず次世代モデルのデザインを公開してしまった可能性があります。

macOS Tahoeのベータ版に含まれた画像から、これまでとは異なるMacBook Proの姿が見えてきました。この発見が本当に新デザインを示すものなのか、それとも単なる編集ミスなのか、詳しく見ていきましょう。

macOS Tahoeベータ版で発見された「ノッチなし」MacBook Pro

2025年8月13日、macOS Tahoeの最新ベータ版において、興味深い発見がありました。ソフトウェアアップデートの際に表示される新しいスプラッシュ画面に、現行モデルにはないデザインのMacBook Proが映っていたのです。

最も注目すべき点は、このMacBook Proにはノッチがないことです。現在販売されている2021年以降のMacBook Proシリーズには、iPhone同様のノッチ（切り欠き）がディスプレイ上部に配置されていますが、この画像では従来のベゼルデザインに戻っているように見えます。

この発見は、BGR.comの記者José Adornoによって報告され、Apple関連コミュニティで大きな話題となっています。

意図的なリークか、それとも編集ミス？過去の事例から考える

Appleが製品情報を事前にリークしてしまうケースは、実は珍しいことではありません。過去にも以下のような事例がありました：

Apple Watchの新モデルが、watchOSのベータ版コードから発見されることが何度もありました。また、iPhoneの新機能についても、iOSのベータ版を詳しく調べた開発者によって事前に明かされることがあります。

一方で、単純な編集ミスという可能性も十分考えられます。ソフトウェアのスプラッシュ画面を作成する際、古い画像テンプレートを使用してしまったり、仮の画像を差し替え忘れたりすることは、大企業でも起こりうるミスです。

私自身、これまで多くのApple製品のリーク情報を追ってきましたが、このようなソフトウェア経由での情報流出は意外と的中率が高いと感じています。

2026年予定の新MacBook Pro：OLED採用と大幅デザイン変更の噂

現在、Apple関連の信頼できる情報源から、2026年に登場予定の新MacBook Proについて以下の情報が伝えられています：

OLED ディスプレイの採用：M4 iPad Proよりもさらに進化したOLED技術を搭載予定です。これにより、より鮮やかな色彩表現と省電力性能を実現できると期待されています。

Dynamic Islandの導入：iPhoneで好評のDynamic Island機能をMacBook Proにも搭載し、現在のノッチを置き換える可能性があります。macOS TahoeでLive Activity機能がMacに対応することも、この変更を裏付けています。

キーボードの改良：長年課題となっていたキーボードの耐久性について、新しい材料を使用した大幅な改善が予定されています。

2021年のMacBook Pro大幅リニューアルから約5年が経過することもあり、次回のモデルチェンジでは相当な変更が加えられる可能性が高いと考えています。

購入を検討中の方への実践的アドバイス

現在MacBook Proの購入を検討されている方は、以下の点を参考にしてください：

すぐに必要な場合：現行のM4 MacBook Proは十分高性能で、日常業務からクリエイティブワークまで快適に処理できます。2026年まで待つ必要はありません。

買い替えタイミングを迷っている場合：現在お使いのMacBook Proが2019年以前のモデルであれば、買い替えによる性能向上を大きく実感できるでしょう。2020年以降のモデルをお使いの場合は、新デザインを待つ選択肢もあります。

予算を重視する場合：新モデル発表後は現行モデルの価格が下がることが多いため、最新機能にこだわらない方は発表後の購入も検討してみてください。

私の経験では、Appleの新製品は発表から3-6か月後に実際の店頭販売が始まることが多いため、急ぎでない限りは情報収集を続けることをお勧めします。

(Via BGR.)