Appleが次世代iPad Proの開発を着々と進めています。最新情報によると、M5チップを搭載した新型iPad Proがテスト最終段階に入り、2025年後半から生産が開始される見込みです。

M5 iPad Proの開発状況

Apple製品に詳しいBloombergのMark Gurman氏が発行する「Power On」ニュースレターの最新号によると、AppleはM5チップを搭載した新型iPad Proの「テスト後期段階」にあるとのことです。この新型モデルは、Appleの最新シリコンであるM5チップを搭載する最初のデバイスの一つになると予想されています。

開発コードネームはJ817、J818、J820、J821の4種類であることが報告されており、複数のバリエーションが準備されていることが伺えます。これはおそらく、サイズやストレージ容量、Wi-FiモデルとCellularモデルの違いを示していると考えられます。

期待される変更点

2024年に大幅な刷新を受けたiPad Proですが、今回のアップデートはM5チップへの移行が主な変更点になると予想されています。昨年のモデルでは、OLEDディスプレイへの移行、より薄型のデザイン、そして横向き位置でのフロントカメラ配置など、大きなデザイン変更が行われました。

今回のアップデートはこれらのデザイン面での変更よりも、内部性能の向上に重点が置かれるでしょう。M5チップの採用により、処理速度や電力効率の向上、AI処理能力の強化などが期待できます。

最新の情報によれば、このM5 iPad Proは「2025年後半に生産が開始される見込み」とのことです。これは早ければ2025年末、遅くとも2026年初頭にはリリースされる可能性を示唆しています。

Appleの将来計画

Gurman氏のレポートは、AppleがM5 iPad Pro以外にも複数の新製品を開発中であることを明らかにしています。特に注目すべきは、独自開発のモデムチップを搭載するM6 iPad Proの存在です。ただし、このモデルのリリースは2027年までずれ込む見込みとのこと。Appleが長年取り組んできた自社モデム開発が実を結ぶ形となります。

また、M5チップを搭載した新型MacBook AirとMacBook Proも開発中であることが報告されています。これらのモデルもiPad Proと同様に、大幅なデザイン変更はなく内部のアップグレードが中心になるとみられています。

一方、MacBook Proについては2026年に大規模な刷新が予定されているとのことです。

Appleは着々とシリコン戦略を進め、各製品ラインでの定期的なアップデートを継続しています。このペースが維持されれば、今後も1〜2年ごとに主要デバイスが刷新されることになるでしょう。

M5チップで期待される進化

M5チップの具体的な性能については公式発表がまだありませんが、Appleのシリコン開発の歴史を考えると、いくつかの予測が可能です。

まず、製造プロセスの微細化が進む可能性があります。現在のAppleシリコンは3nmプロセスで製造されていますが、技術の進歩により、より微細なプロセスノードへの移行や、現行プロセスの改良版が採用される可能性があります。

また、AIや機械学習処理の高速化も期待できるポイントです。近年のAppleは各デバイスでのAI処理能力の向上に注力しており、M5チップでもNeuralEngineの強化などが行われるでしょう。

さらに、グラフィック処理能力の向上も見込まれます。クリエイティブ作業やゲームなど、グラフィック性能を必要とするアプリケーションにおいて、さらなるパフォーマンス向上が期待できます。

「M5チップはAppleの最新のシリコン技術の集大成となるでしょう。これまでの世代で培ったノウハウを活かし、電力効率とパフォーマンスをさらに高次元で両立させることになるはずです」と、あるテクノロジーアナリストは述べています。

まとめ

M5チップを搭載した次世代iPad Proは、2025年後半の生産開始に向けて開発が進んでいます。
大幅なデザイン変更よりも内部性能の向上に焦点を当てたアップデートになる見込みで、プロフェッショナルユーザーのニーズに応える高性能タブレットとなることが期待されます。

また、Appleの長期的な製品計画として、独自モデムを搭載したM6 iPad Proや、MacBook製品ラインのアップデートも視野に入れられています。
特にMacBook Proの2026年の大幅刷新は、多くのユーザーが注目するポイントになるでしょう。

(Via 9to5Mac.)


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