iOS 18.1ベータ5:iPhoneユーザー必見の新機能と改善点まとめ
Appleは本日、開発者向けにiOS 18.1 beta 5をリリースしました。このアップデートには、iPhoneユーザーにとって注目すべき変更点がいくつか含まれています。
今回は、iOS 18.1 beta 5で確認された新機能や変更点が公開されています。
iOS 18.1ベータ5:概要と入手方法
まずは、iOS 18.1ベータ5の基本情報から。
- ビルド番号:24B5055e
- 対象:開発者ベータテスター
- 入手方法:[設定]>[一般]>[ソフトウェアアップデート]
このベータ版は現在、開発者向けにのみ公開されていますが、一般ユーザー向けのパブリックベータも近日中にリリースされる見込みです。
また、iOS以外にも、iPadOS 18.1ベータ5、macOS Sequoia 15.1ベータ5、watchOS 11.1ベータ2、tvOS 18.1ベータ2、visionOS 2.1ベータ2も同時にリリースされています。
注目の新機能と改善点
1. コントロールセンターの強化
コントロールセンターに新しい機能が追加され、より使いやすくなりました。
- Wi-FiとVPN用の専用トグルが追加
- コントロールセンターをデフォルトのレイアウトにリセットする新オプション([設定]>[コントロールセンター]
これらの変更により、ネットワーク設定の切り替えがより簡単になり、カスタマイズしすぎて混乱した場合も簡単に元に戻せるようになりました。
2. RCSサポートの拡大
iOS 18.1ベータ5では、世界中の新しい通信キャリアでRCS(Rich Communication Services)がサポートされるようになりました。主な対応キャリアは以下の通りです:
- Telenet(ベルギー)
- Proximus(ベルギー)
- BASE(ベルギー)
- TracFone(アメリカ)
- C Spire(アメリカ)
RCSの拡大により、これらのキャリアを利用しているユーザーは、より豊富な機能を持つメッセージングサービスを利用できるようになります。
3. iPhone 16のカメラ制御機能の強化
iPhone 16ユーザーにとって嬉しい新機能が追加されました。カメラ制御オプションが拡張され、以下のことが可能になりました:
- 背面カメラ間の切り替えに加え、前面カメラ(セルフィーカメラ)への切り替えが可能に
この機能により、自撮りやビデオ通話時のカメラ切り替えがよりスムーズになります。
4. iPhone Mirroringの進化
iOS 18.1ベータ5とmacOS Sequoia 15.1を組み合わせることで、iPhoneミラーリングにDrag & Drop機能が追加されました。これにより:
- iPhoneとMac間でのファイルのドラッグ&ドロップが可能に
この機能は、WWDCで紹介されていたものの、今月初めにリリースされたiPhone Mirroringの最初のバージョンには含まれていませんでした。今回のアップデートで、より便利になったと言えます。
5. Apple Intelligenceの改善
「メモ」アプリに新しい「ライティングツール」ボタンが追加されました。
- ツールバーに専用の「ライティングツール」ボタンが登場
- 以前は全テキストをハイライトしてポップオーバーメニューから選択する必要があった
この変更により、文章作成時のツール使用がより直感的になりました。
その他の変更点
iOS 18.1ベータ5には、上記以外にも多くの小さな改善が含まれています:
- Apple Watchアプリのアイコンデザインが微調整
- [設定]>[Appleアカウント]>[サインインとセキュリティ]のインターフェースが改善</li>
- コントロールセンターを開くための新しいショートカットアクションが追加
- 設定アプリ内に新しいダークモードのApple Intelligenceアイコンが登場
- アップデート後、メッセージアプリを開くと「メッセージ内のApple Intelligence」に関するポップアップが表示
これらの変更点は、ユーザーインターフェースの一貫性を高め、より直感的な操作を可能にすることを目的としています。
まとめ
特に、コントロールセンターの強化やiPhoneミラーリングの進化は、日常的なiPhone使用をより快適にしてくれるでしょう。
また、RCSサポートの拡大は、国際的なコミュニケーションをより豊かにする可能性を秘めています。
このベータ版は現在開発者向けですが、一般ユーザー向けの正式版リリースも10月中と予想されています。
(Via 9to5Mac.)
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