Appleファン待望のiOS 18.4が、いよいよ正式リリース間近となりました。今回のアップデートでは、目立つ機能改善から、知る人ぞ知る小さな変更まで盛りだくさん。

その中でも特に注目すべきなのが、ついにAppleのAI機能「Apple Intelligence」が日本語対応を開始することです!

この記事では、AppleファンにうれしいiOS 18.4の注目ポイントを、わかりやすく、そして詳しく解説します。

ついに来た!Apple Intelligenceが“日本語対応”スタート

Appleが独自に開発を進めてきたAI機能「Apple Intelligence」。これまで欧米中心の展開でしたが、iOS 18.4から日本語でも利用できる土台が整い始めました。Apple Intelligenceとは、SiriやiPhoneの操作をより賢く、より自然にしてくれる統合型AI機能です。

Apple Intelligenceでできること(日本語環境)

  • 通知の自動仕分け(優先通知機能):AIが重要な通知を判断し、ロック画面で別枠に表示してくれます。たとえば、家族からの連絡や服薬リマインダーなどを見逃すことがなくなります。
  • Visual Intelligence:スクリーン上の情報を認識して、操作を提案。たとえばカレンダーの予定が写っていれば、すぐに登録するボタンが出るようになります。今後、翻訳やメール返信などにも応用される可能性があります。
  • Genmojiの生成:自分だけの絵文字を作れる新機能。日本語入力でも自然に操作でき、メッセージアプリがさらに楽しくなります。
  • Image Playgrounds:イラストやスケッチスタイルで画像生成が可能。日本語でのプロンプト入力もサポートされつつあり、今後の進化が期待されます。

Appleは、この日本語対応を「第一歩」と位置づけており、今後iOS 19以降でさらに高度なSiri連携やアプリ内操作が可能になる予定です。日本のAppleファンにとって、ついに“本格的にAIがiPhoneに入ってくる”時代が始まったのです。

AirPods Maxがロスレス対応!音質に本気モード突入

音質にこだわるユーザーに朗報です。iOS 18.4では、USB-Cケーブル接続時にAirPods Maxがロスレスオーディオに対応しました。24bit/48kHzという高品質な音源をApple Musicで楽しめるのは、音楽ファンにとって見逃せない進化です。

さらに、超低遅延モードも搭載。ゲームやライブ配信での音声のズレがほぼ気にならなくなり、体感的にもかなり快適になります。

CarPlayがより賢く!ドライブがもっと便利に楽しく

車載システム「CarPlay」にも改良が加えられています。大画面対応が進み、アプリのアイコン表示が増えたり、新しいAPIによりスポーツアプリのリアルタイム情報がより見やすくなったりと、実用性が向上。

  • スポーツ表示最適化(CPNowPlayingModeSports):チーム情報やスコアを左右に表示、背景にイメージを使えるなど、ライブ中継に特化したUIになります。
  • Apple MapsでNACS充電器表示:Teslaと互換性のある充電ステーションがApple Maps上で検索・ナビ可能に。
  • DABへの布石? コード内にデジタルラジオ(主に欧州対応)関連の記述が確認されており、今後の対応拡大の兆しかもしれません。

Safariや写真アプリなど、地味にうれしい改善も多数

見逃せないのが、細かいけれど便利な変更点たちです。

Safari

  • 接続セキュリティ情報の表示メニュー追加
  • 検索履歴を非表示にできるトグルの新設

写真アプリ

  • アルバム表示に「キーフォト」タイルビューを追加
  • 「アルバムに含まれていない写真」や「あなたと共有」の新フィルター
  • メディアタイプ・ユーティリティの並び順変更が可能に

コントロールセンター

  • AirPods Proのノイズコントロールアイコンがグレーに刷新
  • 音量スライダーが調整中に白から青/黄色に変化
  • 集中モードの切り替えがより視覚的に分かりやすく
  • モバイル通信トグルに現在の電波強度が表示

その他注目の新機能・変更点まとめ

ショートカット

  • 編集時のアニメーションがよりスムーズに
  • 特定のメッセージ会話を開くアクションが追加
  • Safariやカレンダーの設定変更をショートカットから直接制御可能に

音楽とオーディオ

  • Ambient Music機能:睡眠、集中、リラックスなど目的別に環境音を再生。Apple Musicや自分のプレイリストを割り当て可能。ロック画面やアクションボタンにも対応。

メール&翻訳

  • メールのカテゴリ分類がiPadOSやmacOSにも拡大
  • デフォルトの翻訳アプリを選択できるように

セットアップとデバイス連携

  • 新しいMacのセットアップで、近くのiOSデバイスから設定を引き継げる近接機能
  • iPhone初期設定時に年齢層を選択する画面が追加され、保護者による制限設定が容易に

eSIM・ネットワーク

  • ダイヤル画面に、デュアルeSIM切り替え用の新アイコンが追加

HomeKitとMatter

  • Matter対応のロボット掃除機(例:SwitchBot S10)に対応。iPhoneからの操作や自動化が可能に

まとめ

iOS 18.4は、見た目には派手ではないかもしれませんが、Appleが次の時代に向けて確実に前進していることを感じさせるアップデートです。
特にApple Intelligenceの日本語対応開始は、日本のユーザーにとって本当に大きなニュース。
今後、Siriがもっと賢くなり、iPhoneの使い方そのものが変わっていく可能性を感じさせてくれます。

AirPods Maxのロスレス対応や写真アプリの整理機能、Ambient Musicによるリラックス体験、CarPlayの実用強化など、日々の使い勝手が着実に向上。

(Via 9to5Mac.)


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