Apple の最新アップデートで Mac のアクセシビリティと音質が向上

Apple が、近日公開予定の macOS Sequoia アップデートで、「Headphone Accommodations（ヘッドフォン調整）」という素晴らしい機能を Mac にも搭載することになりました。

この機能は iOS 14 以降、iPhone や iPad ユーザーを喜ばせてきましたが、今度は Mac も音楽を聴いたり、映画を見たり、電話をしたりする体験がさらに良くなります。

ヘッドフォン調整 って何？

ヘッドフォン調整 は、ユーザーの聴く体験をより良くする賢い道具です。主に次の2つのことをしてくれます：

1. 小さな音をより大きく聞こえるようにする
2. 特定の音の周波数を、あなたの聴力に合わせて調整する

つまり、ヘッドフォンを通して聞こえる音をユーザー好みにカスタマイズできるので、すべてがよりはっきりと、より楽しく聞こえるようになるんです。

Mac で ヘッドフォン調整 を見つけるには

macOS Sequoia をインストールしたら、新機能はこんな風に見つけられます：

1. 「システム環境設定」を開きます
2. [アクセシビリティ]をクリックします
3. [オーディオ]を選択します
4. そこに [ヘッドフォン調整] があります

Apple によると、この機能をオンにすると、音楽、映画、通話、ポッドキャストなど、あらゆる種類の音声が「よりクリアで鮮明に」なるそうです。

この機能に対応しているヘッドフォンは？

嬉しいことに、多くの人気 Apple 製品と Beats のヘッドフォンが ヘッドフォン調整 に対応しています。以下がそのリストです：

• AirPods Pro（第1世代と第2世代）
• AirPods（第2世代と第3世代）
• AirPods Max
• Apple EarPods（3.5 mm プラグと Lightning コネクタの両方）
• Powerbeats と Powerbeats Pro
• Beats Solo Pro
• Beats Fit Pro
• Beats Studio Pro
• Beats Solo 4
• Beats Solo Buds

いつから利用可能になるのか？

開発者の方なら、macOS Sequoia の最新ベータ版で今すぐこの機能をテストできます。

それ以外の人は、今年の秋に正式リリースされる予定です。来月にはパブリックベータ版も公開されるので、早く試してみたい人はそちらを利用できます。

macOS Sequoia のその他の魅力的な機能

Mac と iPhone の連携がさらに進化

• Mac の画面で iPhone の画面を見られるようになります
• さらにすごいのは、Mac の画面を通して iPhone を操作できるようになることです

新しいパスワードアプリ

• Apple が単独のパスワードアプリを導入します
• これで、パスワード管理に他社のアプリを使う必要がなくなります

Apple Intelligence

• 今年後半に登場予定で、多くの AI ベースの機能を Mac にもたらします
• 詳細はまだ待っている段階ですが、とても期待が持てそうです

(Via 9to5Mac.)