通話録音も留守番電話も日本語に。iOS 27で地味に便利になる日本語機能

まいど、酔いどれです。
WWDC 2026では250以上の新機能が発表されましたが、その大半は英語圏メディアが一覧にして紹介しています。ただ、英語のままズラッと並べられると、日本にいてこそ効く機能がどうしても埋もれてしまう。海外サイトがサラッと流してしまう部分こそ、私たち日本語ユーザーには一番効いたりするんです。
そこでこの記事では、総まとめ記事(こちら)の中から、日本語ユーザーに効く機能だけを抜き出して深掘りします。地味だけど毎日に効く、そういうやつを集めました。
なぜ「日本語まわり」に注目すべきか

今年のWWDCは新しいSiriをはじめとするAIが主役でした。ただ、AIの華やかな話題の陰で、通話の文字起こしや日本語入力といった日常の足元の部分が、しれっと日本語に対応していたり、精度が上がっていたりします。私は、こういう改善こそ毎日の積み重ねで効いてくると思っています。順番に見ていきましょう。
通話まわりが、日本語で実用的になる

通話録音の文字起こしが日本語に対応
今回いちばん「これは効く」と感じたのがこれです。通話を録音した際の文字起こしが、新たに日本語に対応します。
仕事の電話の内容をあとからテキストで見返せる、役所や病院とのやり取りで聞き逃した部分を確認できる、口頭で伝えられた日時や金額を文字で残せる。電話でのコミュニケーションが多い方ほど、ありがたみが分かるはずです。耳で聞くだけだと取りこぼしがちな情報を、あとから落ち着いて読み返せるのは大きい。
なお、iPhoneの通話録音は、録音を始めると相手にもアナウンスが流れる仕様です。使うときは、その前提を踏まえてご利用ください。
Live Voicemail(留守番電話)の日本語文字起こし

かかってきた留守番電話の内容を、その場で文字に起こすLive Voicemailも日本語に対応します。相手が伝言を話している最中に、内容が画面に文字で表示されていくイメージです。
知らない番号からの電話を、いったん留守番に回して内容を画面で確認してから出るかどうか決められる。いわゆる迷惑電話のスクリーニングにも使えて、日本語対応によって実用度がぐっと上がります。電話に出るのがちょっと億劫な方の、心強い味方になりそうです。
日本語入力が、もっと快適になる

かな入力からの変換精度が向上
日本語入力の土台も強化されます。簡体字中国語とあわせて、かなからの変換精度が改善されると案内されています。毎日いちばん多く触れるのが文字入力ですから、ここの精度が上がるのは地味ながら効果が大きい部分です。変換のストレスが減れば、文章を打つテンポそのものが上がります。
画面の文脈を踏まえた入力候補
もうひとつ、日本語と中国語向けに、画面に表示されている内容を踏まえた入力候補が出るようになります。たとえば相手のメッセージに返信するとき、その会話の流れに合った候補が先回りして出てくる、という方向の改善です。返信のひと手間が減って、やり取りがよりスムーズになります。
自動句読点と、手書き処理の高速化
細かいところでは、多言語キーボードで打っているときに句読点が自動で入るようになり、多言語の手書き処理も高速化されます。普段あまり意識しない部分ですが、こういう積み重ねが日本語入力全体の快適さを底上げしてくれます。
気をつけたい点。新しいSiriの日本語対応はいつ

ここはぬか喜びしないように触れておきます。今年の主役である新しいSiri、いわゆるSiri AIは大きな進化を遂げますが、Appleの新しいAI機能は英語が先行し、日本語を含むその他の言語は後追いになる傾向があります。
過去のApple Intelligenceの展開でもそうだったので、Siri AIの日本語対応がいつ来るのかは、楽しみにしつつも公式の案内をしっかり確認しておきたいところです。「発表されたから今すぐ日本語でフル活用できる」とは限らない、という点だけ頭の隅に置いておくと、あとでがっかりせずに済みます。
対応機種と提供時期
iOS 27などの各OSは、すでに開発者向けベータが配布中で、正式版の一般公開は9月の予定です。ここで紹介した日本語まわりの機能も、基本的には正式版で広く使えるようになる見込みです。対応機種や提供時期、各機能の正式な対応状況は、Apple公式の情報で最終確認をお願いします。
まとめ。次に読む
派手なAIの話題に隠れがちですが、通話録音や留守番電話の日本語文字起こし、日本語入力の精度向上といった改善は、日本で暮らす私たちの毎日にダイレクトに効いてきます。私は、今年のアップデートでいちばん「ありがとう」と言いたいのは、実はこのあたりだと思っています。
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それでは、また。おおきに。

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