Apple、セキュリティ更新プログラム「XProtect」を 3月3日(現地時間)にサイレントアップデート

Apple、セキュリティ更新プログラム「XProtect」を 3月3日(現地時間)にサイレントアップデート

Appleは 3月3日(現地時間)、「XProtect」をサイレントアップデートしています

XProtectの「XProtectPlistConfigData」は、2月3日(現地時間)のバージョン 2155から 2157に、アップデートしています(バージョン2156はリリースされていないようです)

Appleは、これらのアップデートが追加または変更する内容に関する情報をリリースしません

現在、内部コード名を使用してXProtectによって検出されたマルウェアの識別を難読化します

このアップデートで見られた3つの変更は、MACOS.1db9cfa(DUBROBBER.D、XCSSETとして識別)およびMACOS.6eaea4b(DUBROBBER.E、XCSSETハッシュとして識別される)の検出シグニチャの修正と、MACOSの新しい検出シグニチャの追加です

確認方法

このアップデートがインストールされているかどうかを確認するには、「マーク」>「このMacについて」から「システム情報」を開き、「ソフトウェア」の下の「インストール」項目を選択します

表示されれば、ソートを「インストール日」の新しい順にすると「XProtectPlistConfigDat」のバージョンが2157になっていればアップデートされています

XProtect 0304 002
自動でインストールされるには「システム環境設定」>「ソフトウェアアップデート」で「詳細…」ボタンをクリックし「システムデータファイルとセキュリティアップデートをインストール」にチェックが入って有効になっている必要があります

XProtect 1216 004

「サイレント」セキュリティ更新プログラムをインストールする方法

Eclectic Light Companyがリリースしているアプリ「SilentKnight」を利用します

XProtect 0304 003

アプリを開くと、自動的に次のことが行われます

  • 実行中の Mac モデルと macOS のリリースを確認します
  • そのモデルの最新の EFI ファームウェア バージョンを検索し、その Macのファームウェアと比較します
  • Mac がまだ古いバージョンの macOS を実行していて、新しい EFI バージョン番号付けシステムに更新されていない場合は、バージョンを報告するだけです
  • Mac が新しいナンバリングシステムを実行している場合は、EFI ファームウェアが古いかどうかを報告します
  • XProtect、Gatekeeper、MRT、KEXTブロッカー、TCCなどのセキュリティデータのバージョンをチェックし、実行すべき内容の一覧と比較し、異なる場合は警告が出されます
  • SIP がオフになっているかどうか、FileVault がアクティブかどうかなどの基本的なセキュリティシステムをチェックします
  • システムまたはセキュリティソフトウェアの更新プログラムがあるかどうかを自動的にチェックします
  • 利用可能な更新プログラムがある場合は、「Install all updates」ボタンをクリックしてダウンロードしてインストールできるため、Macを最新の状態に保つことができます

SilentKnight 00001 z

最新の「SilentKnightバージョン1.17」は、ここから入手できます


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