CIRP（Consumer Intelligence Research Partners）の最新レポートによると、Apple MusicやApple TV+の利用状況を調査した後、同社は再びiPhoneの普及状況に焦点を当てました

その結果、iPhone 14シリーズが2017年のiPhone 7シリーズ以来、アメリカ市場で販売された全てのiPhoneの中で最も高いシェアを獲得していることが明らかになりました

CIRPは最新のサブスタック記事「Current Year iPhone Dominate, But Why?」で、新たな調査結果を共有しました

CIRPの調査によれば、2017年にiPhone 7と7 PlusがiPhoneの販売の81%を占めるという記録を打ち立てました、それ以降の年々では、現行のiPhoneモデルは通常、販売シェアが70%前後で推移していました

しかし、2023年6月のデータでは、iPhone 14シリーズが最新モデルの中でも最高のシェアであり、米国で販売されたiPhoneの79%を占めています

これは、iPhone 7の記録にわずか2%達していない数字です、また、これは2022年9月に発売されて以来、最も高いシェアとなっています

米国の消費者の大多数が最新かつ最高のiPhoneを選ぶ背景には、いくつかの要因が考えられます

まず第一に、ユーザーが長期間に渡ってiPhoneを使用し続ける傾向があり、通常2年以上所有するため、現行モデルと前世代モデルの間に大きな変化がなくても、アップグレードのタイミングでは最新のスマートフォンを選ぶ動機が高まる可能性があります

次に、米国のキャリアがiPhoneの分割支払い契約を24ヶ月から36ヶ月に移行していることも要因の一つです

このため、iPhone 14と以前のモデルの月額費用の差がそれほど大きくないため、消費者は新しいデバイスを選ぶ傾向があります

これらの要因が重なり合い、アメリカの消費者の多くが最新かつ最高のiPhoneに魅力を感じているのです

iPhone 14シリーズは最新モデルの中でも高い支持を得ており、今後もその勢いが続くことが予想されます

(Via 9to5Mac.)