iOS 18で実現!Siriに代わる新たな音声アシスタント機能:ボーカルショートカット
Siriから解放される日が来る?
iPhoneといえば、「Hey Siri」という言葉を思い浮かべる方も多いでしょう。しかし、正直なところ、Siriの性能に不満を感じている人も少なくありません。Google アシスタントやAlexa、ChatGPTなど、他の音声アシスタントを使いたいと思っても、今までは複雑な手順が必要でした。
でも、そんな悩みも今年で終わりです。iOS 18で導入される新機能「ボーカルショートカット(Vocal Shortcuts)」が、この状況を劇的に変えてくれます。
ボーカルショートカットって何?
ボーカルショートカットは、アクセシビリティ機能の一つとして登場します。この機能を使えば、「Hey Siri」や「Siri」という決まり文句を使わずに、自分の好きな言葉でiPhoneを操作できるようになるんです。
例えば:
- 「シャッター」と言うだけで、スクリーンショットを撮影
- 「カメラマン」と言えば、カメラアプリが起動
- 「OK Google」で、Google アシスタントを呼び出し
- 「Hey チャットボット」で、ChatGPTを起動
これらは、ほんの一例です。可能性は無限大!自分好みにカスタマイズして、iPhone操作がもっと楽しくなりそうです。
設定方法は簡単!
iOS 18がリリースされたら(あと2〜3週間ほどでしょう)、以下の手順で設定できます:
- 「設定」アプリを開く
- 「アクセシビリティ」を選択
- 「音声」セクションの「ボーカルショートカット」を選ぶ
- 「ボーカルショートカットを設定」をタップ
- 説明画面で「続ける」をタップ
- ショートカットで実行したいアクションを選択
- 使いたいカスタムフレーズを入力
- 指示に従って、フレーズを数回発声して学習させる
– Siriリクエストのエミュレート
– ショートカットアプリの任意のショートカットを実行
– システムアクションから選択
これで完了です!設定したフレーズを話すだけで、選んだアクションが実行されます。Siriを呼び出す必要はありません。
注意点とTips
- この機能は、iOS 18、iPadOS 18、macOS Sequoiaを搭載したデバイスでのみ使用可能です。HomePodやApple Watchではまだ利用できません。
- 現時点では、各デバイスで個別に設定する必要があります。将来のアップデートでiCloud同期に対応するかもしれません。
- Google アシスタントやAlexaを呼び出す場合、アプリ内でさらに起動フレーズを言う必要があるかもしれません。ボーカルショートカットのフレーズとアプリ内の起動フレーズは別のものにしましょう。
- ChatGPTユーザーには朗報です!ショートカットアプリとの連携が優れているので、「Siriリクエスト」アクションを使って「Ask ChatGPT」と入力すれば、スムーズに利用できます。
iOS 18の対応機種は?
ボーカルショートカットは、iOS 18に対応するiPhoneなら利用可能です。iPhone XRからiPhone 15シリーズまで、幅広い機種で使えそうです。
ただし、ChatGPTの完全統合は、今秋のiOS 18.2以降になる見込みです。また、対応機種もiPhone 15 ProとPro Max、そして今後発売されるiPhone 16シリーズに限られるかもしれません。
まとめ
Siriに不満を感じていた方も、この機能を使えば、好みの音声アシスタントをより簡単に利用できるようになります。
カスタマイズの自由度が高いので、自分だけの「魔法の言葉」でiPhoneを操作する未来が、すぐそこまで来ています。
(Via iDrop News.)
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