6月に日本におけるApple Watchの「ECG」（心電図）機能を提供するために、認定を受けたと考えられことをお伝えしました

お茶の水循環器内科のお知らせによると…

アップルの「家庭用心電計プログラム」「家庭用心拍数モニタプログラム」が医療機器承認・認証を取得しました。承認・認証日は「令和2年9月4日」、一般的名称は「家庭用心電計プログラム」「家庭用心拍数モニタプログラム」の2つで、承認・認証番号はそれぞれ「30200BZI00020000」「30200BZI00021000」です。詳細内容が分かり次第またお知らせします

また、お茶の水循環器内科では「Apple Watch外来」を開始したとのことです

具体的には、不整脈の発作時の記録をもとに、不整脈の疑いの評価、さらなる精密検査の必要性、治療の必要性等を相談するものです。動悸の原因は心室細動や心室頻拍等の致死的な不整脈から、脳梗塞の原因となる不整脈である心房細動、貧血や甲状腺機能の異常、特に治療の必要のない正常範囲の脈の乱れとしての心室期外収縮、上室期外収縮、洞性頻脈など多岐に渡ります。正確な診断のためには症状出現時の心電図記録が極めて重要です。今まで、来院時心電図、ホルター心電図、携帯型心電計、埋込型心電計、電気生理学的検査等、様々なアプローチがありましたが、このたび選択肢が増えるのは良いことです

ECG（心電図）が利用できるのは、Apple Watch Series 4とApple Watch Series 5です

楽しみですね〜