まいど、酔いどれ( @yoidoreo )です。

拡張されたNFCの機能はiPhoneに革命を起こす

Appleの新しいiOS 11ソフトウェアは、iPhone 8やその他の互換機のNFCとRFID機能を大幅に拡張する予定です

最も単純なNFC（near-field communication）は、インターネット接続を必要とせずに安全な近距離無線データ転送を可能にします。iPhone上では、Apple Payで使用されています

これまでのところ、iOSデバイスでの使用は、Apple独自のタップ＆ゴーサービスに限定されていました

iOS 11 は、開発者がNFCタグを読み取ることができるアプリケーションを作成できるようにする新しいフレームワークであるCore NFCの導入によりそれを変えることができます

1. 詳細な製品情報および購入

ほとんどの場合、NFCは主にコマースの目的に集中してきました、その傾向は確かに続くきます

しかし、開発者は既にNFCを簡単な支払いに留める方法を検討しています
たとえば、サイバーセキュリティ会社のWISeKeyは、iOS 11が主にCapSealスマートタグをサポートしていることを発表しました

これは主に偽造防止目的で使用されていましたが、さまざまな可能性を秘めています、CapSealを使用すると iPhoneユーザーはワインボトルのNFCタグでデバイスを利用できます
そのワインの生産者は、カスタマイズされたメッセージをユーザーに表示したり、情報を中継したり、ボトルが開いているかどうかを知らせることができます

また、CapSealと類似の技術を使って、店頭に立ったりレジスターでチェックアウトしたりすることなく、ワインボトルを現場で購入することができます

2. 環境との相互作用

iPhoneのNFCをサードパーティーでサポートすることで、開発者は簡単に情報中継機能を自分のアプリにプログラムできます、カメラ不要のQRコードの様に

Appleはウォッチ、スピード、傾斜、その他の情報を健康と同期させるために、ジム設備とのインターフェースとしてApple Watchを使用する例を挙げて、WWDCのこの能力を示唆しました

しかし、それはジムの機器で終わるわけではありません
例えば博物館において、アーティストの情報をユーザのiPhoneに表示するために、アートの近くにNFCタグを置くことができます

テーマパークはNFCタグをインストールして、マップやスケジュールを簡単にダウンロードできるようにしました
NFCタグの付いた映画ポスターは、iPhoneが近くにいるときに映画の予告編を持ち出すことができます

ロケーションベースの相互作用の可能性は無限です

3. iOSタスクを自動化する

サードパーティのNFCタグを使用することで、iOSユーザは幅広いタスクを自動化することもできます

Appleはこれらの潜在的な機能を正確に拡張していませんが、同様の機能がAndroidですでに利用可能になっています

Appleは、従来デバイスのNFC技術の第三者サポートを開放することから歴史的に離れてきただけですが、確定ではではありませんがその可能性があり、iOSのそれ以降のバージョンでは、新しい機能の盛り上がりを見ることができます

たとえば、車にNFCタグを配置すると、iPhoneをタップするとナビゲーションアプリと通勤データが自動的に表示されます

ベッドにNFCタグ持たせていると、近くにiPhoneを置くと、自動的にアラームを設定することができます

サムスンは最近、スーツのボタンを簡単にタップするだけで、電話を黙らせることができる「スマートスーツ」を発表しました

Appleのデベロッパーはちょっとした追い上げをしなければならないかもしれませんが、Core NFCはまったく新しい機能の世界を開くことができます

画像元：iDrop News
(Via iDrop News.)


Core NFCの導入で、もっと多くの発想がデベロッパーの中で期待できそうで、iPhoneの利用方法が大きく広がって行きそうで、iPhoneの使い方も変わってくるかもしてませんね


では、では・・・