JPMorgan予測:iPhone 17の価格は概ね据え置き、Proのみ上昇か

💡 要約
JPMorganの最新ノートによると、今秋のiPhone 17シリーズは、これまで懸念されていた大幅な値上げは避けられ、「ほぼ据え置き」という読みが優勢です。
例外はPro系で、17 Proのみが$100上がる一方、初期ストレージを128GBから256GBへ見直すことで体感価値はむしろ強化される可能性があるとされています。
Air(薄型)モデルは上限$949までの余地があるものの、ライン全体としては買いやすさを保つ構成に見えます。
価格の変化 ― 何がどう変わるのか
JPMorganのレンジでは、iPhone 17:$799(据え置き)、iPhone 17 Air:$899〜$949(±$0〜+$50)、iPhone 17 Pro:$1,099(+$100)、iPhone 17 Pro Max:$1,199(据え置き)と整理されています(9to5Mac)。
Proのみ値上げですが、最小ストレージが256GBに上がるなら、実質的には「価格据え置きで下位SKUを整理」という見方もできます(MacRumors)。
予測の理由 ― 価格を抑えたいAppleの思惑
インフレや部材コストの上振れは続いていますが、Appleは製品ミックスとストレージ構成の最適化で値上げ圧力を吸収している可能性があります。特にProのエントリーを256GBに統一すれば、ユーザー満足度は上がりつつ、SKU削減でサプライチェーンも効率化できます。
Airは薄型・軽量という新ポジションで、Plusの後継的立ち位置を取りながら、価格帯をやや高めに調整して差別化を図る狙いが透けて見えます(9to5Mac)。
まだ確定情報ではありません
今回の数字はあくまでアナリスト予測です。MacRumorsは、もし17 Proが$1,099で始まれば、Proの$999スタートという約8年の慣例を破る動きになるとも指摘しています(MacRumors)。
ただし、これは128GBモデルの廃止に伴う名目上の上振れとも解釈できるため、実勢価値とのギャップは限定的かもしれません。正式な価格・容量構成は、9月9日の発表で初めて確定します。
購入判断は「容量×価格」で
為替や販路ごとの実売は国・地域で差が出ますが、今回の読みどおりなら、据え置き価格+容量増を主軸に選びやすいラインナップになりそうです。
とくにProを検討している方は、256GBを標準としたときの余裕や将来のiOSアップデートの積み増しを考えると、トータル満足度が上がる可能性が高いです。
Airは薄型設計への興味と価格上振れの許容度を天秤にかける形になります。発表直後は在庫の動きも速いため、狙いの容量・色がある方は早めに意思決定するのがおすすめです。
出典:9to5Mac(Ryan Christoffel, Sep 2, 2025)/MacRumors(Joe Rossignol, Sep 2, 2025)


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