ディスプレイパネルの受注は、iPhone 14の売上が昨年を上回ることを示す

ディスプレイパネルの受注は、iPhone 14の売上が昨年を上回ることを示す

AppleがiPhone 14で軟調な売れ行きに苦しんでいると指摘するアナリストがいる一方で、サプライチェーンの受注はそうではないことを示唆しています

ディスプレイのサプライチェーンをモニターしているあるオブザーバーは、iPhoneの売上が2021年よりも2022年の方が高く推移していると見ています、それだけでなく、平均販売価格が例年より高くなることを示す数字も出ています

AppleのiPhone 14発売は失敗だったのか?

iPhone 14がヒット作か失敗作かについては、アナリストの意見も分かれています

先日、Bloombergは、AppleがiPhone 14のコンシューマー向けモデルの増産計画を撤回したと報じました、iPhone 14 Proファミリーの需要は依然として高いとはいえ、エントリーレベルのバリエーションはそうはいかないという声もあります

Bloomberg IntelligenceのアナリストであるAnurag Rana氏は、ヨーロッパと中国の需要の弱さが2023年のiPhoneの全体的な売上に影響を与えるかもしれないとまで言っています

これは、iPhone 14 Proモデルのリードタイムが数日ではなく数週間を記録し続けているにもかかわらずです


ちなみに、iPhone 14のエントリーモデルは、すぐに入手できます、発送については多少の遅れはありますが、それほどではありません

ロック解除された256GBの紫のiPhone 14を簡単に見てみると、現状を見てみると出荷日が1〜2営業日となっており10月3日に届けられることになります

Appleのディスプレイパネル受注はiPhoneの販売が好調であることを示しているが

次に、Appleが発注しているとされるディスプレイパネルの受注についてです

DSCCのアナリストであるRoss Young氏によれば、Appleは、他のアナリストが予想するよりも好調な売り上げを示しているとのことです、実際、Young氏はiPhoneが “昨年より6%高い水準で推移している “と述べています

Young氏はまた、iPhoneの平均販売価格(ASP)の上昇も指摘しています、同氏によると、ASPが4%増加しているのは、4,800万画素のカメラが原因である可能性が高いとのことです


これを正しく読みとけば、今年は昨年よりも多くの人が新しいiPhoneを買っているということになります、ただし、エントリーモデルは別です

昨年のモデルからあまりアップグレードされていないiPhone 14を購入するよりも、14 ProやPro Maxを購入する人が多いようです

WedbushのアナリストであるDaniel Ives氏は、iPhoneの売上が85%から95%Proシリーズに偏っていると報告しています

(Via the Mac Observer.)


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