Apple Maps、ついにWeb版をリリース!Google Maps対抗の新機能とは?
Appleが長年待ち望まれていたApple MapsのWeb版をついにリリースしました。スマートフォンユーザーはもちろん、パソコンでマップを利用する方にも朗報となる今回の発表です。
Apple MapsWeb版、ついに登場!
Apple Mapsといえば、iPhoneやiPadなどのApple製品でおなじみの地図アプリです。2012年のデビュー以来、スマートフォンアプリとして進化を続けてきましたが、ついに待望のWeb版がパブリックベータとして公開されました。
これまでApple Mapsを利用するには、Apple製品が必要でした。しかし、このWeb版のリリースにより、WindowsパソコンやAndroidスマートフォンのユーザーも、ブラウザさえあればApple Mapsを利用できるようになりました。
Web版Apple Mapsの主な機能
Web版Apple Mapsでは、スマートフォンアプリとほぼ同等の機能が利用できます。主な機能をご紹介します。
- 道順案内:車や徒歩での経路を簡単に検索できます。
- スポット検索:レストランや観光地など、気になる場所の情報を探せます。
- レビューと評価:各スポットの口コミや星評価を確認できます。
- フードオーダー:マップ上から直接、食事の注文ができる機能も!
- ガイド機能:世界中の都市のおすすめスポットを紹介するキュレーションガイドを閲覧できます。
さらに、今後数か月以内に「Look Around」機能も追加される予定です。これは、Googleマップのストリートビューに似た360度パノラマビュー機能です。
利用方法と対応環境
Web版Apple Mapsを利用するには、ブラウザで「beta.maps.apple.com」にアクセスするだけです。現在は英語版のみの提供ですが、今後他の言語にも対応していく予定とのこと。
対応ブラウザは以下の通りです:
- Mac・iPad:Safari、Chrome
- Windows PC:Chrome、Edge
Google Mapsとの競争激化?
Apple MapsのWeb版リリースは、長年この分野で圧倒的なシェアを誇るGoogle Mapsへの挑戦状とも言えそうです。Google Mapsはすでに何年も前からWeb版を提供しており、多くのユーザーに利用されてきました。
Apple MapsがWebに進出することで、ユーザーの選択肢が増えることになります。特に、以下のような利点が考えられます:
- クロスプラットフォーム対応:Apple製品以外でもApple Mapsが利用可能に
- シームレスな体験:iPhoneで使っていたお気に入りの場所をPCでも確認できる(今後のアップデートで対応予定)
- 開発者向けツールの拡充:MapKit JSを使用する開発者が、Web版Apple Mapsにリンクできるように
今後の展開と期待
現在はパブリックベータ版ということで、まだ改善の余地がありそうです。今後、以下のような進化が期待されます:
- 多言語対応:日本語を含む様々な言語でのサービス提供
- 「Look Around」機能の実装:よりリアルな街の様子を確認可能に
- Apple IDとの連携:保存した場所やカスタムガイドの同期
Web版のリリースにより、Apple Mapsの利用者数は大きく伸びる可能性があります。同時に、オープンソースの地図プラットフォームも台頭してきており、AmazonやMeta、Microsoftが支援する「Overture Maps Foundation」なども、今後の展開が注目されます。
まとめ
ユーザーにとっては選択肢が増え、より便利に地図サービスを利用できるようになります。
Appleの強みである使いやすいインターフェースと、プライバシー重視の姿勢が、Web版でも発揮されることが期待されます。
まだベータ版ですが、これからの進化に大いに注目です!
(Via Apple.)
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