パソコンの世界的な売上の大幅な減少の中、AppleはM2 MacBookの発売で売上が増加
昨日IDCは、AppleのMacの売上が前年比40.2%増加し、世界のパーソナルコンピュータ市場の13.5%を占めたと報告しました
Canalysの研究グループも同様のレポートを発表していますが、その統計はかなり異なっています
Canalysによると、2022年の第三四半期、世界のパーソナルコンピュータ (PC) 市場は需要の大幅な減少に直面しました
デスクトップとノートパソコンの総出荷台数は18%減の6,940万台でした、企業のIT支出が慎重になったことで、一般消費者と教育分野の既存の弱さがさらに悪化したとのことです
「高インフレ、金利の上昇、チャネル在庫の肥大化など、マクロ経済および産業の悪影響要因がPC市場の勢いを削いでおり、2023年まで続く可能性が高い」とCanalysは述べています
また、「ノートパソコンの出荷台数が最も多く、前年同期比19%減の5,470万台でした、デスクトップの出荷台数は、個人消費への依存度が低いため、前年比11%減の1,470万台となり、より堅調な出荷となりました」と報告しています
Lenovoは世界PC市場で首位を維持しましたが、前年同期比16%減の1,690万台にとどまっています、HPの販売台数は前年同期比28%減の1,270万台となり、上位5ベンダー中最大の落ち込みとなりました
LenovoとHPの出荷台数はともに、2020年第一四半期のパンデミック発生以来最低となりました、3位のDellも出荷台数が21%減と大きく落ち込み、1,200万台弱にとどまりました
Appleは、中国での供給途絶のために遅れていた第2四半期からの注文を履行し、新しいM2 MacBookを発売したため、競合他社よりも好調な四半期決算となり、前年比2%増の800万台で4位を記録しています
(Via Canalys.)
LEAVE A REPLY