Apple、iOS 26、iPadOS 26、macOS Tahoe 26のデベロッパーベータ8をリリース<

2025年8月25日、Appleは今秋リリース予定のiOS 26、iPadOS 26、macOS Tahoe 26のデベロッパーベータ第8版を開発者向けに提供開始しました。これまでの定期的なアップデートサイクルに従い、前回の第7版から約1週間後のリリースとなります。
主要なビルド番号
今回リリースされたデベロッパーベータ8の各OSのビルド番号は以下の通りです:
- iOS 26 beta 8: 23A5330a(前回:23A5326a)
- iPadOS 26 beta 8: 23A5330a(前回:23A5326a)
- macOS Tahoe 26 beta 8: 25A5349a(前回:25A5346a)
- watchOS 26 beta 8: 23R5350a(前回:23R5346a)
- tvOS 26 beta 8: 23J5348a
- visionOS 26 beta 8: 23M5332a
注目すべき新機能とアップデート

統一された「Liquid Glass」デザイン
iOS 26、iPadOS 26、macOS Tahoe 26で最も注目すべき変更点は、全プラットフォームで統一された新しいデザイン設計「Liquid Glass」の採用です。visionOSの影響を受けたこのデザインは、iOS 7以降採用されていたフラットデザインに代わり、丸みを帯びた半透明要素と「ガラスの光学的特性」を活用したものとなっています。
特にカメラアプリの新しいアイコンは、iOS 6以前のスキューモーフィズム時代を彷彿とさせるデザインとなっており、Appleのデザイン哲学の新たな方向性を示しています。
iOS 26の主要機能
第7版のベータで追加された機能に加え、iOS 26では以下の改良が継続的に実装されています:
- Apple Watch向けの血中酸素測定機能の再導入
- 新しい「アダプティブ電力通知」オプション
- コントロールセンターの背景をより暗くする「Liquid Glass」調整による可読性向上
- Genmojiの改良(より良いプロンプト、拡張されたカスタマイゼーション、お気に入りアプリとの統合強化)
iPadOS 26の生産性向上
iPadOS 26では生産性に重点を置いた改良が行われています:
- 新しいFilesアプリ
- Previewアプリの機能強化
- ウィンドウ管理の変更
macOS Tahoe 26の新機能
macOS Tahoe 26では、以下の注目すべき新機能が追加されています:
- Phoneアプリ: 初めてMacに導入
- Journalアプリ: Mac版が新登場
- クリップボード履歴機能: 作業効率の大幅向上
- Spotlight機能の大幅刷新: メールの送信などのアクションを、アプリを開くことなくSpotlight内で直接実行可能
- 新しいGamesアプリ: iOS、iPadOS、macOSで統一されたゲーム体験を提供
- Messages、Safari、Notesアプリの各種改良
その他のプラットフォーム
watchOS 26、tvOS 26、visionOS 26についても同様にベータ8がリリースされており、各プラットフォーム固有の機能改良が含まれています。
リリーススケジュール
デベロッパーベータ8のリリースにより、iOS 26シリーズのテスト期間は終盤に近づいています。例年通り、これらの新しいオペレーティングシステムの正式リリースは、9月のiPhone発表イベントと合わせて数週間以内に行われる見込みです。
現在、開発者向けベータと並行して、一般ユーザー向けのパブリックベータも提供されており、開発者以外でも新機能を事前体験することが可能です。
注意事項
Appleは開発者および一般ユーザーに対し、テスト版OSやベータソフトウェアをメインデバイスや「ミッションクリティカル」なハードウェアにインストールしないよう強く警告しています。データ損失などのリスクが高まるため、ベータテストに参加する場合は、セカンダリデバイスの使用と重要なデータの十分なバックアップを推奨しています。


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