macOS Tahoe 26.0.1、iOS 26.0.1、iPadOS 26.0.1でアップデートで複数の問題を修正

Appleは2025年9月29日、macOS Tahoe 26.0.1のアップデートを公開しました。このアップデートには、さまざまなバグ修正とセキュリティアップデートが含まれており、特にMac Studioユーザー向けの重要な修正が行われています。正直言って、待ち望んでいた方も多かったのではないでしょうか。
Mac Studio M3 Ultraのインストール問題を解決

macOS Tahoeは2週間前の9月15日に全ユーザー向けにリリースされましたが、一部のMac Studioオーナーがアップデートをインストールできないという問題が発生していました。せっかくの最新OSなのに使えないのは困りますよね。
やはりこの問題は多くのユーザーに影響を与えていたようで、今回リリースされたmacOS 26.0.1アップデートで解決されています。
Appleの公式リリースノート
Appleの公式リリースノートによると、「このアップデートは重要なバグ修正とセキュリティアップデートを提供し、一部のユーザーがMac Studio(M3 Ultra、2025年モデル)でmacOS Tahoeにアップグレードできなかった問題を解決します」とのことです。
M3 Ultra搭載のMac Studioをお持ちで、以前macOS Tahoeをインストールできなかったユーザーは、今回のアップデートで問題なくインストールできるようになるはずです。ただし、念のためバックアップを取ってからアップデートすることをおすすめします。
その他の改善点
Appleは今回のアップデートに含まれる他の具体的なバグ修正については明示していません。とはいえ、macOS Tahoeのような大規模なソフトウェアアップデートのリリース後には、ベータテスト期間中に対処できなかったさまざまなバグが含まれることが一般的です。
今回の26.0.1リリースにより、macOS Tahoeがより安定し、パフォーマンスが向上することが期待されます。実際に使ってみて、動作が改善されたと感じる方も多いのではないでしょうか。
iOS 26.0.1も同時リリース

macOSと並行して、AppleはiPhoneユーザー向けにiOS 26.0.1もリリースしています。これはiOS 26の最初のバグ修正アップデートです。
iOS 26.0.1の主な修正内容
iOS 26.0.1には以下の問題の修正が含まれています。
- iPhone 17、iPhone Air、iPhone 17 ProモデルでWi-FiとBluetoothが時折切断される問題が修正されました。これは地味に困る問題でしたね。
- iOS 26へのアップデート後、少数のiPhoneユーザーがセルラーネットワークに接続できなくなる問題が解消されました。
- iPhone 17、iPhone Air、iPhone 17 Proモデルで特定の照明条件下で撮影した写真に予期しないアーティファクト(画像の乱れ)が含まれる問題が修正されました。
- カスタムティントを追加した後、アプリアイコンが空白に見える問題が解決されました。
- iOS 26へのアップデート後、一部のユーザーでVoiceOver(音声読み上げ機能)が無効になる問題が修正されました。
iOS 26は数ヶ月間のベータテストを経てリリースされましたが、やはり一般公開後により多くのユーザーが使い始めることで、新たな問題が発見されるものです。さらに、新しいiPhone 17シリーズとの同時リリースだったため、実機でのテストが限られていた面もあるでしょう。
iPadOS 26.0.1、重要なバグ修正とセキュリティアップデートが含まれます

リリースノート
・ フローティングキーボードの位置が予期せず変わることがある問題
・ iPadOS 26へのアップデート後に一部のユーザでVoiceOverが無効になることがある問題
その他のプラットフォームもアップデート
iOSとmacOSのバグ修正アップデートに加えて、AppleはtvOS、visionOS、watchOS、HomePodソフトウェアの軽微な新しいアップデートもリリースしています。Apple製品を複数お持ちの方は、すべてのデバイスでアップデートを確認してみてください。
アップデートの推奨
特にM3 Ultra搭載のMac Studioをお持ちのユーザー、またはiOS 26で問題を経験しているiPhoneユーザーは、これらのアップデートを速やかにインストールすることをおすすめします。セキュリティアップデートも含まれているため、全ユーザーにとって重要なアップデートとなっています。
アップデートは、Macでは「システム設定」の「一般」→「ソフトウェアアップデート」から、iPhoneでは「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」から実行できます。
今後もAppleは26.0.2、26.0.3といった追加のバグ修正アップデートをリリースする可能性があります。大規模なOSアップデート後は、このような小さなアップデートが続くのが通常のパターンですので、定期的にアップデートを確認するようにしましょう。


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