COVID-19が世界中を席巻したように、在宅勤務への大規模なシフトがホワイトカラー労働者の標準となっている。これにより、欧州におけるノートPCの売上高は約33%増加しました

IDCのレポートによると、 2020年第1四半期におけるヨーロッパ全体の最初のフィードバックは、ノートパソコンおよびタブレットに対する需要が前年比で約33％も急増したことを示唆しています

IDC EMEA(欧州・中東・アフリカ市場)調査マネージャ、Malini Paul氏によると「西ヨーロッパの多くの小売業者や流通業者は在庫切れになっています、中国の春節 (旧正月) に伴う武漢市場の閉鎖により、中国のサプライチェーンが混乱し、第一四半期のヨーロッパ市場への出荷は約15%から20%減少しました、欧州に輸入されるポータブルPCやタブレットの90%以上は中国で製造、組み立てられています」と述べています

同氏は「第2四半期を振り返ってみると、中国の生産部門はおおむね回復していますが、国際物流の混乱や欧州の国境閉鎖が配送リードタイムの延長に影響しています」と付け加えています

IDC EMEAのプログラム・マネージャー、Nikolina Jurisic氏は「中・東欧では、ロックダウンが実施されたことで需要が急増しました、この需要は消費者と企業の両方からのもので、ノートパソコンだけでなくタブレットも含まれています」と述べています

現在のIDCの予測では、個人向けコンピューティングデバイス部門は、他の多くの部門ほど経済パフォーマンスの急速な縮小に苦しむことはなく、非常に多くの労働者にとって家庭からの生産性を高める鍵となります

景気が数カ月以内にUターンを達成する可能性を示す兆候がない限り、企業が現金を節約しているため、オフィスベースのコンピュータの多くの商用受注が遅れる可能性があるとIDCは予測している。

IDCのレポートでは、どのノートPCブランドがこの急増の恩恵を受けているかについてのデータは提供されていないため、Appleの最高経営責任者 (CEO) が 「MacBook」 の販売増を経験しているのであれば、4月30日の発表を待たなければなりません

Tim Cook氏は、Q&A部門のFinancial Conference Callを開く前に、投資家に四半期の基本的な概要を最初の声明で伝えるのが一般的な慣行です

(Via Patently Apple.)