Apple M1 Mac、RAM、Thunderboltなど未だ足りないこと
Appleは昨日、初めて特別に開発されたシステムオンチップ「M1」を搭載した3つの新しいMacbook Air、13インチのMacbook Pro、そしてMac Miniを発表し、これらはすべて現在注文可能で、来週には発売される予定です
パフォーマンスと効率性に関するAppleの主張には目を見張るものがあり、たとえそれが少しの真実であったとしても、MacファンがAppleのIntelプロセッサから自社プロセッサへの移行に興奮する十分な理由になるかもしれません
それでも、AppleがこれらのMacをもっとより良くすることができたのに、出来ていないことがあります
1. Macbook ProにThunderbolt 3ポートが2つしかないのはなぜ?
13インチMacbook ProのM1ベースのモデルは、左側面に2つのThunderbolt 3ポートしかありません、Intel CPUを搭載しているモデルでは、右側に2つの接続口があります
新しいM1チップモデルは、2つのThunerbolt 3ポートと第8世代のIntelプロセッサしか搭載していないMacbook Proの廉価版を実質的に置き換えるもので、第10世代のIntelプロセッサを搭載し、Thunerbolt 3ポートを4つ搭載した上位モデルはまだ販売されています
これは、AppleがM1チップがIntelよりもはるかに速く、これだけ劇的にバッテリー寿命が改善されたと主張しているのに、奇妙な違いのように思えます
Macbook Proを買おうと思ったら、4つのポートを持つ「劣る」Intel製チップか、2つのポートだけの「優れた」M1チップのどちらかを選ばざるを得ないのです、これは可笑しいことと言えます
2. これまでと同じ、720pのFaceTimeカメラ
新しいMacが登場するたびに、Appleがビデオカメラの画質を真剣に考えてくれることを期待しますが、M1プロセッサを搭載したMacbook AirもMacbook Proも、以前のモデルと同じ720p FaceTimeカメラを搭載しています
MacにTrue Depth ModuleとFace IDのサポートがすべて期待しますが、これにはおそらく大幅な製品の再設計が必要になるだろうということはわかります
しかし、iPadAirからf / 2.2アパーチャを備えた大幅に改良された1080pFacetimeカメラに切り替えるために大幅な再設計が必要でしょうか
Appleによると、M1の画像信号プロセッサとニューラルエンジンのおかげで動画の品質が向上したと言います
まともなカメラハードウェアを利用すれば、Zoomなどでは、どれだけ良く見えるか
3. なぜもっと大きなバッテリーではないのか?
データシートを見ると、Macbook AirとMacbook Proに搭載されている13インチのバッテリーは、Intelベースの先代モデルとまったく同じ大きさになっています。Airのバッテリーは49.9Wh、Proのバッテリーは58Whです
M1が複数のシリコンを統合したシステムオンチップ(SoC)であることや、Macbook Airがファンを取り除いたことが話題になっていますが、確かにバッテリーにはもっと余裕があるはずです
M1チップの効率の良さが、バッテリー駆動時間の大幅な向上につながっています
Appleは、Macbook Airはネットサーフィン時に15時間、動画再生時に18時間、ビデオ会議時には2倍の長さが持続すると主張しています、40~100パーセントの長持ちが期待できるとすれば、あと10ワット時の容量があれば、どれだけバッテリーが長持ちするのか
4. なぜ、RAMが32GBのオプションがないのか?
オプションはMacbook Airには元々なく、Intelバージョンの13インチMacBook Proには32GBのRAMのアップグレードがあります
Mac miniでは、されに重要でIntelバージョンでは64GBのRAMまで設定があります
iMacまたはiMac Proの場合のように、交換可能なRAM増設の時代は終わりに近づいているのでしょうか、そうであればシステムオンチップは、すべての要素が恒久的なものとなるのでオプションは必要です
(Via Macwelt.)
私が二の足を踏んだのは、720pのFaceTimeカメラやバッテリは後から他で補う方法がありますが、I/Oの少なさとRAMの制限が16GBは恒久的なもので、他で補うことが出来ないと言うことです
来年と言われている、16インチMacBook ProやiMacでは、この当たりの問題の解決が重要となることは間違いありませんし、期待したいと思います
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