Foxconn、インドのiPhone工場の従業員を今後数年で4倍に

Foxconn、インドのiPhone工場の従業員を今後数年で4倍に

最大の工場でCOVID-19による制限に悩まされているアセンブラのFoxconnは、インドでの従業員を4倍に増やす計画のようです、この動きは驚くべきことではありませんが、近いうちに結果が出ることはないと思われます、報道によると、雇用の増加は今後2年間で行われる見込みだとのことです

Foxconn、iPhoneの生産拠点をインドに移して従業員を4倍に

中国のゼロコロナ政策であるCOVID-19の影響が続いており、同社の業績に悪影響を及ぼす恐れがあるため、Foxconnは国際的な調整を迫られています

以前、Appleが中国から離れてサプライチェーンを多様化する必要があると報じられていましたが、これはその方向への最大の一歩になるかもしれません

現在、Foxconnはインドで約17,000人の従業員を雇用しています、一部の報道によると、iPhoneアセンブラは2024年までに従業員数を7万人に増やそうとしているとのことです

FoxconnもAppleもこの件についてコメントしていませんが、計画に詳しい政府関係者2人がReutersに詳細を語っています


ちなみに、中国の鄭州市にある同社の施設では、少なくとも20万人の従業員が働いています、しかし、「iPhone City」と呼ばれるその中国工場は、COVID-19の発生により、今、かなりの問題に直面しています

この工場では、10月中旬からクローズドループの生産プロトコルが適用されており、その状況ゆえに労働者が工場から逃げ出しているのです

Appleは、Foxconnが生産拠点をインドに速やかにシフトすることを望んでいますが、それは現実的なことではありません、Foxconnの現在のインド工場は、もともと2019年に南部のタミル・ナードゥ州に開設されたもので、この施設には、増産に対応できる生産スペースや能力があるかどうかわかりません

Reutersによると、Foxconnはインドのタミルナドゥ州の施設を拡張することに間違いなく関心を持っています、しかし、拡張の規模やスケジュールについてはまだ不明です


また、Foxconnが生産シフトに対応するために別の工場を建設しなければならない可能性も残っています

TSMCのアリゾナ工場で見たように、このような工場の建設と人員配置には時間がかかります

建設には数週間や数カ月ではなく、数年にわたる時間がかかるのです、したがって、今回の報道が指摘するような大規模な増産を行うには、Foxconnが数年を要すると見るのが妥当と言えます

(Via the Mac Observer.)


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