• ❑ 携帯シェアの転落を避けたかった

ここ1年間のNMP利用状況の推移です

ITmedia より（クリックで拡大）

「Android au」を掲げ巻き返しを図ってMNP転出に歯止めがかかってはいるものの、転入が在るわけではなくauの中でガラケーからスマートフォンに切り替えているだけで、これではSoftBankとのシェアの差は縮まるばかりです。

ここ2年間のシェアの推移表です。

ソースはこちら

• ❑ 3年後にはシェア3位に転落か？

2009年8月のシェアの差が8.72%、2010年8月のシェアの差が7.62%、2011年8月のシェアの差が5.41%でMNP転出に歯止めがかかってスマートフォンにも力を入れた来たこの1年間で、昨年以上の2.21ポイント縮まっています。

単純に現状の差を昨年の計算で行くと3年後には逆転してしまう、iPhone 5の人気次第では2年で逆転もあるやも知れないそんな状況になっていたのではないかと

• ❑ なりふり構わず

まさに、なりふり構わず3位の転落だけは阻止をしたい。
と同時にそうなれば、現経営陣の責任問題になるわけですから。

「Android au」を掲げ巻き返しを図った auが、Appleのノルマはきついとよく言われている iPhoneを販売する事にしたのは、そんな背景があるのではないかと・・・・？

• ❑ SoftBankは

先日、未だ割り当ての決まっていない900MHz帯のアンテナ工事を発注と言うニュースが在りましたが、それ以前に今回の事は解っていて対抗手段として急いだのではないかと・・・今となって思われます。

• ❑ 2社から iPhoneが販売されると

当然、サービスの質やプライスの競争が起きて、我々利用者にとっては選択肢が増える事はおおいに歓迎するところです。

気になるのは auの価格設定です、iPhoneだけ特別に扱うのか？、スマートフォンを提供する国内のメーカーとの折り合いがどうなるのか？

• ❑ 公平な条件での競争を

各キャリアは、シェアの維持・拡大に必死だとは思いますが、同じ条件で競争して欲しいものです。

• ❑ 私はどうするか？

現状、SoftBankの電波状況にそれほど困っている事もないので Appleからの発表を待って検討したいと思いますが、発売日の早いところでの購入が最優先になるかと・・・。