iOS 15の採用率が例年より低い、Appleが言う理由とは
昨年9月にiOS 15が一般公開されて以来初めて、Appleは公式インストール数と採用数をDeveloper Webサイトで更新しました
Appleによると、iOS 15は過去4年間にリリースされたiPhoneの72%にインストールされています、これは以前のiOSアップデートよりも低いですが、留意すべき点がいくつかあります…
過去4年間に発売されたデバイスにおけるiOSの現在の採用状況
- iOS 15 : 72%
- iOS 14 : 26%
- それ以前 : 2%
発売時期に関係なく全デバイスのiOS採用状況
- iOS 15 : 63%
- iOS 14 : 30%
- それ以前 : 7%
一方、iPadOS 15の採用率は、今のところiOS 15よりも低い割合となっています
過去4年間に発売されたデバイスにおけるiOSの現在の採用状況
- iPadOS 15 : 57%
- iPadOS 14 : 39%
- それ以前 : 4%
発売時期に関係なく全デバイスのiOS採用状況
- iPadOS 15 : 49%
- iPadOS 14 : 37%
- それ以前 : 14%
iOS 15の採用率が昨年のiOS 14と比較してどうなのかを見てみると興味深いことがわかります
昨年、Appleは12月16日にiOS 14の採用率に関する最初のアップデートを公開し、過去4年間に発売されたiPhoneの81%、発売日に関係なく72%のiPhoneでiOS 14が稼働していると述べています
今年、Appleは約1ヶ月後にiOS 15の採用状況に関する最初のアップデートを行いましたが、採用台数は同じ基準で72%、63%とやや低くなっています
ここで重要なのは、実はAppleは今年、iPhoneユーザーがiOS 14のままでもセキュリティアップデートを受けられるようにしていることで、この機能の開発は、Appleは最終的にiOS 15の新機能としてこれを宣伝しています
Appleの説明する理由
iOSでは、「設定」アプリで2つのソフトウェアアップデートのいずれかのバージョンを選択できるようになりました。iOS 15の最新機能と、最も完全なセキュリティアップデートのセットがリリースされ次第、最新バージョンにアップデート出来ます。あるいは、iOS 14を使い続けても、重要なセキュリティアップデートを入手できる
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