iOS 11.4:iCloudのメッセージがエンドツーエンドの暗号化を維持する
iCloudのメッセージ
昨日、『iCloudにメッセージを保管で知っておく必要なこと』を投稿しましたが、その後、メッセージはエンドツーエンドで暗号化されているため、送信者と受信者だけが交換したメッセージを読むことができることが解りました
Appleのサーバーを経由しますが、Appleがメッセージを読むことはできません
Appleの2018年5月30日付のサポート文書「iCloud のセキュリティの概要」(日本語版は2017年9月19日で未だ更新されていません)の「エンドツーエンドの暗号化データ」の項目で次のように説明しています
iCloudのメッセージもエンドツーエンドの暗号化を使用します。iCloud Backupを有効にしている場合は、メッセージを保護するキーのコピーがバックアップに含まれます。これにより、iCloud Keychainと信頼できるデバイスにアクセスできなくなった場合でも、メッセージを回復できます。iCloud Backupをオフにすると、将来のメッセージを保護するためにデバイス上に新しいキーが生成され、Appleによって保存されません
iCloudにメッセージを保管する方法
- iOS 11.4をインストールされたiPhone、iPadなどで「設定」をタップします
- 一番最初に表示される名前が表示されるApple ID、iCloud、iTunes StoreとApp Storeの欄をタップします
- 次にiCloudをタップします
- iCloudを使用しているAppの項目で「メッセージ」を「オン」にします
Macに関しては、現在ベータ版であるmacOS 10.13.5が正式にリリースされれば、「メッセージ」の「環境設定…」>「アカウント」に「”iCloudにメッセージを保管”を有効にする」項目が追加されます
(Source iGeneration.)
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