AirPods Pro 2は先月のリリース以来、広く賞賛されてきましたが、いくつかの初期バグがありました、現在、多くのAirPods Pro 2ユーザーがRedditなどのオンラインフォーラムで、Appleの空間オーディオやダイナミックヘッドトラッキングなどの機能が無効になっていてもオーディオドリフトが発生するという厄介な問題を訴えています

オーディオドリフトは、ヘッドフォンの場合、2つのイヤフォンのそれぞれの側で音がずれる問題です、音声はイヤホン間を行き来し、動画と同期ずれを起します、このシナリオでは、音声はそのビデオで話している人の口とずれます

AirPods Pro 2では、オーディオが移動し、音量がランダムに上がったり下がったりする現象が発生しているといいます。あるユーザーはRedditで次のように説明しています

AirPods Pro 2は2台目ですが、オーディオがあちこちに移動しているようです。時々、曲のボリュームが圧縮され、その後ランダムにボリュームが上がることがあります。ヘッドトラッキングや空間オーディオはオフにしています

別のAirPods Pro 2ユーザーは、この問題がYouTubeアプリで最も頻繁に発生することに特に気づいています

私は空間オーディオを使用して YouTube を見ていますが、ほとんどのビデオでは、広告が再生された後、AirPods が互いに同期しなくなります

実際に AirPods Pro 2 を交換して、そのペアのハードウェアの問題かどうかを確認しましたが、新しいペアでも同じ問題が発生します

ステムを絞ってオーディオを停止して再開すると効果的ですが、2 つの AirPods (Pro 2) が同期していない状態で戻ってくることもあります。

スレッドの別の場所で、別の AirPods Pro 2 ユーザーが、ノイズ キャンセリングまたはアダプティブ トランスペアレンシーの問題である可能性があると推測しています

「ノイズ キャンセリング」または「適応型環境音除去」を使用すると、サウンド ステージが奇妙にシフトし、一部の周波数範囲で音量がランダムに変化します

注目すべきことに、これらのユーザーは全員、Apple の空間オーディオとダイナミックヘッドトラッキング機能を無効にしていると言っています、ダイナミックヘッドトラッキングを備えた空間オーディオは、頭を動かしても頭を追うように設計されており、音楽やビデオのオーディオが常に中心にあり、「周囲から聞こえてくる」ような錯覚を生み出します

Appleは、AirPods Pro 2ユーザーに影響を与えるこのオーディオ駆動の問題をまだ認めておらず、それがソフトウェアまたはハードウェアの欠陥であるかどうかは不明です

信じられないほど広範囲に及ぶ問題ではないようですが、Appleが理想的には AirPods ファームウェアのアップデートですぐに修正される問題の 1つと思われます

(Via 9to5Mac.)