watchOS 26の自動音量調整機能、勝手に音量が変わる可能性あり

watchOS 26の自動音量調整機能、勝手に音量が変わる可能性あり

watchOS 26には、ウォッチフェイスのヒントや新しいメモアプリなど、さまざまな改善が加えられていますが、その中に「自動音量調整」という新機能があります。この機能、便利そうに見えて、実は思わぬ場面で音量が変わってしまう可能性があるんです。

周囲の環境に応じて音量を自動調整します

WatchOS 26 Sound_02.

watchOS 26の自動音量調整機能は、周囲の騒音レベルに基づいて、通知、タイマー、アラーム、着信、Siriの音量を自動的に調整してくれるというものです。静かな場所では音量を下げて周りの人の邪魔にならないようにして、騒がしい場所では音量を上げて聞き逃さないようにする、というコンセプトになっています。

理屈としては確かに便利そうですよね。図書館やカフェで急に大きな音が鳴って恥ずかしい思いをしたり、逆に工事現場や駅のホームで音が小さすぎて聞こえなかったり、そんな経験がある人にとっては魅力的な機能かもしれません。

でも実際は思い通りにいかないかもしれません

ただ、この機能には注意点があります。周囲の環境を常に監視して音量を調整するということは、自分が意図していないタイミングで音量が変わる可能性があるということでもあるんです。

たとえば、静かな会議室に入った瞬間に音量が下がって、重要な通知音が聞こえなかったり、逆に急に賑やかな場所に出たときに音量が上がって、予想外に大きな音が鳴ってしまったりします。環境の変化に応じて自動調整されるからこそ、予測できない動きをする可能性があるわけです。

対応機種は限定的です

WatchOS 26 Sound_03.

さらに、この自動音量調整機能は、すべてのApple Watchで使えるわけではありません。対応しているのは、Apple Watch Series 9、10、11、そしてApple Watch Ultra 2と3のみとなっています。

これらの比較的新しいモデルだけに限定されているということは、おそらく高度なセンサーや処理能力が必要な機能なんでしょう。古いモデルを使っている人は、この機能の恩恵も(そして潜在的な不便さも)経験することはありません。

設定を確認しましょう

WatchOS 26 Sound_04.

この機能が気になる人、あるいは逆に無効にしたい人は、設定を確認しておくといいでしょう。

iPhoneのWatchアプリを開いて、「サウンドと触覚」のセクションに進むと、「自動的に音量を調整」というトグルスイッチがあります。ここで機能のオン・オフを切り替えられます。

サイレントモードという選択肢もあります

正直なところ、この自動音量調整機能が便利かどうかは、使い方次第だと思います。もともとApple Watchのサイレントモードを使っている人にとっては、あまり関係のない機能かもしれません。

サイレントモードなら、振動(触覚フィードバック)だけで通知を受け取れるので、周囲に迷惑をかける心配もありません。自動音量調整の予測不能な動きに振り回されることもないですしね。

まとめ

watchOS 26の自動音量調整機能は、理論的には便利な機能ですが、環境に応じて自動的に音量が変わるという性質上、思わぬタイミングで音量が変化する可能性があることを理解しておく必要があります。

対応機種を使っている人は、一度設定を確認して、自分の使い方に合っているかどうか試してみるといいでしょう。もし予測できない音量変化が気になるようなら、サイレントモードの活用も検討してみてください。

Source: 9to5Mac – PSA: watchOS 26 might keep changing your Apple Watch’s volume


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