Apple、macOS Big SurやCatalinaのゼロデイ脆弱性は未修正
3月31日のmacOS Monterey 12.3.1のリリースに伴い、Appleは同OSに存在する2つのゼロデイ脆弱性を修正しました
しかし同社は、macOS Big SurとmacOS Catalinaのこれらのエクスプロイトをまだ修正していません、これらのバージョンは同じ脆弱性の影響を受けている可能性が高く、まだ同社によって引き続きサポートされています
Appleによると、このエクスプロイトにより、悪意のあるアプリがカーネル権限で任意のコードを実行できるようになったと言います、Intelのグラフィックスドライバに見つかった2つ目のエクスプロイトは、カーネルメモリの漏えいにつながる可能性があります
最新バージョンのmacOS MontereyをインストールしているMacユーザーは安全ですが、何らかの理由でmacOS Big SurやmacOS Catalinaをインストールしているユーザーには同じことは言えません
Integoが指摘しているように、Appleはまだ、これまでのバージョンのmacOS向けに対応するセキュリティアップデートをリリースする兆候を見せていません
macOSについては、Appleは以前の2つのバージョン向けのセキュリティアップデートをリリースしています、それは、ソフトウェアの互換性のためにアップグレードに時間がかかるユーザーもいれば、会社で製造中止になったMacをアップグレードできないユーザーもいるからです
昨年Appleは、iOS 14のままのユーザーにセキュリティアップデートを提供すると発表しました
しかし数カ月後、同社は前バージョンのiOSに対するセキュリティパッチの提供を停止し、ユーザーはiOS 15へのアップグレードを余儀なくされました、この場合、iOS 14を搭載しているすべてのデバイスをiOS 15にアップグレードできますが、macOS Montereyを実行できないMacもあります
(Via 9to5Mac.)
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