Appleの新AI機能「Apple Intelligence」、必要な端末ストレージが倍増へ

Appleの新AI機能「Apple Intelligence」、必要な端末ストレージが倍増へ

iPhoneユーザーの皆さん、ストレージ容量のやりくり、大変じゃないですか? 写真や動画、アプリで、あっという間に容量がパンパンになること、よくありますよね。

実は最近、Apple Intelligenceという新しい機能が登場したことで、その状況がさらに厳しくなっているのです。

Apple Intelligenceとは?

まずは、Apple Intelligenceについて簡単に説明しましょう。これは、iPhoneやiPad、Macに搭載された、AI(人工知能)を使った新しい機能のことです。このAIによって、写真の編集が楽になったり、文章の作成を手伝ってくれたり、様々なことがより便利になります。


例えば、写真の中から必要な部分だけを切り抜いたり、文章のトーンを調整したり、SiriでChatGPTを使ったりすることができるようになりました。これらの機能は、基本的にあなたのデバイス上で動くため、プライバシーが保護されるというメリットもあります。

Apple Intelligenceの容量問題

ストレージ容量、一体どれだけ必要なの?

この便利なApple Intelligenceを使うには、一定のストレージ容量が必要になります。当初、iOS 18.1のリリース時には、4GBの空き容量が必要とされていました。これは、AIモデルをデバイスにダウンロードする必要があるためです。しかし、最近iOS 18.2がリリースされ、Apple Intelligenceの機能が拡張されたことで、必要な容量がなんと7GBに増加したのです!

つまり、iPhoneだけでなく、iPadやMacでも、それぞれ7GBの空き容量が必要になります。もし、3つのデバイスすべてでApple Intelligenceを使いたい場合は、合計21GBもの容量が必要になるということですね。これは、かなり大きな容量です。

なぜ容量が増えたのか?

なぜ、こんなに容量が増えたのでしょうか? それは、iOS 18.2で新しいAI機能が追加されたからです。

具体的には、以下のような機能が追加されました。

  • Genmoji(絵文字を生成する機能)
  • SiriでChatGPTが利用可能に
  • Image Playground(画像編集機能)
  • Visual intelligence(画像認識機能)
  • Compose with ChatGPT(文章作成機能)

これらの機能は、AIモデルのサイズが大きいため、どうしても多くのストレージ容量が必要になります。
Apple Intelligence Strage_02.

今後の容量増加は?

今後のApple Intelligenceのアップデートでも、さらに多くのストレージ容量が必要になる可能性が高いです。

例えば、iOS 18.4ではSiriが大幅にアップグレードされる予定で、これにより、7GBの容量要件がさらに増えることが予想されます。もしかしたら、数ヶ月後には、10GB以上の容量が必要になるかもしれません。

今後の対策

ストレージ容量を確保する方法

もし、あなたのiPhoneのストレージ容量が少ない場合は、どうすればいいでしょうか? いくつか対策を考えてみましょう。

まず、不要な写真や動画、アプリを削除することです。また、iCloudなどのクラウドストレージサービスを利用するのも良いでしょう。

次のiPhone購入時の注意点

そして、次のiPhoneやiPad、Macを購入する際は、ストレージ容量を慎重に選ぶ必要があります。Apple Intelligenceを利用する場合は、今まで以上に大きなストレージ容量が必要になることを考慮に入れておきましょう。
Apple Intelligence Strage_03.

まとめ

今回は、Apple Intelligenceの容量増加について解説しました。
この機能はとても便利ですが、ストレージ容量の問題は無視できません。今後のアップデートにも注意しながら、しっかりと対策をしていきましょう。

(Via 9to5Mac.)


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