Apple新OSのDeveloper Beta 8と6番目となるPublic Betaをリリース:iPhone 16発表イベントに向けた最終調整
iOS 18をはじめとする主要OSのDeveloper Beta 8がリリース
Appleが、iOS 18、iPadOS 18、macOS Sequoia、visionOS 2、tvOS 18のDeveloper Beta 8を公開しました、それとともに、6番目となるPublic Betaもリリースしています
これは、9月9日に予定されているiPhone 16発表イベントに先立つ、おそらく最後のベータ版となります。
今回のアップデートは、新機能の追加よりも安定性とパフォーマンスの向上に重点を置いています。
beta 8の位置づけと重要性
beta 8は、9月の正式リリースを前にした最終調整段階のバージョンです。通常、Appleはこの段階で新機能の追加を控え、既存の機能の安定性向上とバグ修正に注力します。
ベータ版のリリースタイムライン
- Developer Beta 4:7月23日(7月26日にマイナーアップデート)
- Developer Beta 5:8月5日
- Developer Beta 6:8月12日
- Developer Beta 7:8月20日
この流れからも、ベータ8が最終段階であることがわかります。
各OSの最新ビルド番号
- iOS/iPadOS 18:22A5350a(前回:22A5346a)
- tvOS 18:22J5356a(前回:22J5353a)
- macOS 15 Sequoia:24A5331b(前回:24A5327a)
- visionOS 2.0:22N5318a(前回:22N5314a)
これらのビルド番号の変更は、主にバグ修正と細かな調整が行われたことを示唆しています。
新OSの主な特徴と改善点
各OSの主要な新機能や改善点をまとめてみましょう。
iPadOS 18
- 新しいホーム画面カスタマイズツール
- 待望の電卓アプリの追加
macOS Sequoia
- iPhoneミラーリング機能
- タイル式の簡単ウィンドウサイズ変更
tvOS 18
- InSight機能の導入
- ミュートボタンの改善
iOS 18
- アイコンの色調整の改良
- ダークモードインターフェースの拡充
- コントロールセンターに新しいBluetoothトグルを追加
- Safariの「Distraction Control」機能:ウェブページから不要な要素を削除可能
- 写真アプリのカルーセルビュー削除
- コントロールセンターの変更
- フラッシュライト制御の改善
- 新しいCarPlay壁紙
- SharePlayのアップグレード
- iPhoneスクリーンミラーリング機能
ベータ8の重要性と注意点
beta 8は、正式リリース前の最終調整版です。この段階では、以下の点に注目する必要があります:
- 安定性の向上: クラッシュやフリーズの減少
- バッテリー効率: 電力消費の最適化
- パフォーマンス: アプリの起動速度や全体的な反応性の改善
- 互換性: サードパーティアプリとの連携強化
ただし、ベータ版はあくまでもテスト段階のソフトウェアです。一般ユーザーが日常使用のデバイスにインストールするのは避けるべきでしょう。
今後の展開と期待
9月9日のiPhone 16発表イベントでは、これらのOSの正式リリース日が発表される見込みです。同時に、RC(Release Candidate)版も公開されるでしょう。RC版は、正式リリース版とほぼ同等の内容になると予想されます。
まとめ
主に安定性とパフォーマンスの向上に焦点を当てたこのアップデートは、ユーザー体験の更なる改善を約束しています。
新機能の追加よりも、既存機能の完成度を高めることに注力しているこの段階は、Appleの品質重視の姿勢を表しています。
9月のイベントでは、これらのOSがどのように新しいハードウェアと連携し、ユーザーに新たな価値を提供するのか、大いに注目されるところです。
(Via 9to5Mac.)
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