BloombergのMark Gurman氏によると、「M2 Ultra」チップを搭載したMac Studioの新バージョンが近い将来に登場する可能性は低いとのことです

Gurman氏は自身のニュースレター「Power On」の最新版で、次期Apple silicon Mac Proは「Mac Studioと機能的に非常に似ている」ため、AppleはM3シリーズまたはM4シリーズのチップがリリースされてマシンがアップデートされるまで待つか、あるいはデバイスをまったくリフレッシュしないかもしれないと説明しています

近い将来、Mac Studioが導入されるとは思わない。次期Mac ProはMac Studioと機能的によく似ており、M1 UltraではなくM2 Ultraチップが追加されている。したがって、AppleがM2 Ultra Mac StudioとM2 Ultra Mac Proを同時に提供することは意味がありません
AppleはMac Studioのアップデートを行わないか、M3やM4世代までリリースを見合わせる可能性が高い。その時点で、同社はMac StudioとMac Proをより差別化できるかもしれません

これまでのところ、次世代Mac Studioについてはほとんど噂されていないため、Gurman氏の最新の発言は、Mac Studioの新バージョンがすぐに登場する可能性が低いことを示しています、これまでで最も確かな兆候です

Appleは3月、初代「Apple silicon Mac Pro」の計画を縮小し、 「M2 Extreme」チップの開発を中止して、ユーザーがアップグレードできないメモリと2019年モデルと同じ設計を採用すると報じられました

このデバイスは現在、M2 Ultraのみを提供すると見られていますが、これは論理的には次世代Mac Studioにも搭載されるチップです

M2 Ultraチップは、最近発表されたM2 Maxチップの能力を倍にすることはほぼ確実です

M2 Maxチップは現在、14/16インチのMacBook Proにしか搭載されていません

次のMac Proではモジュール性が低下し、同様のパフォーマンスになるため、AppleがMac Studioのハードウェアのアップデートを先延ばしにしたのは、今後のMac Studioの位置づけについてより良い戦略を練るまで、理にかなった行動といえるかもしれません

(Via MacRumors.)