Blender 3.1アップデートでM1 Mac向けのMetal GPUレンダリングが追加される
オープンソースの3DソフトウェアBlenderがバージョン3.1にアップデートされ、特にMacユーザーにとって重要な改良が施されました。Blender 3.1では、M1チップとその亜種を搭載したMac向けのMetal GPUレンダリングが追加されています
2021年12月にMetalをサポートしたBlender 3.1のベータ版がリリースされましたが、このアップデートはすべてのユーザーに提供されています
AppleがMetalに代わってmacOSのOpenCL技術のサポートを終了して以来、BlenderはMac上でGPUレンダリングを有効にするオプションを提供してきませんでした
今回、Metalバックエンドを採用したことで、GPUへのアクセスによりアプリの動作が高速化するだけでなく、M1、M1 Pro、M1 Max、M1 Ultraチップに内蔵されているGPUでも動作するようになりました
Blenderのウェブサイトにあるように、Metal GPUレンダリングでは、標準的なCPUレンダリングに比べてレンダリング時間が最大2倍短縮されるとのことです
しかし、これはほんの一部で、Blender 3.1 はより少ないメモリを使用し、レイトレーシングの精度は向上し、アセットブラウザライブラリはより速くロードするためにインデックス化され、アプリには19の新しいノードが追加されています
Blender 3.1の公式サイトでは、すべての新機能をチェックし、ダウンロードすることができます
なお、Metal GPUレンダリングはApple SiliconチップとAMDグラフィックカードでのみ動作し、macOS Monterey 12.3以降を搭載したMacが必要です
(Via 9to5Mac.)
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