Twitter、アカウント削除はアカウントを追悼する新しい方法を作り出すまで延期
6か月以上非アクティブだったアカウントを削除
これはTwitterのようなSNSだけの問題でなく、AppleやGoogle、Microsoftなどのクラウドサービス、サブスクリプションサービス、キャッシュレス決済サービスにおいてもこれから重要な問題となってくるはずです
Twitterが、6か月以上非アクティブだったアカウントを削除することをお伝えしました
Twitterには、Facebookのような追悼アカウントの設定はなく、これまでは本人または権限のある遺産管理人または故人の家族がアカウントの削除依頼をして、削除されることとなっていました
今回のアカウントの削除に関しては、亡くなった方のアカウントに言及されておらず、新しいポリシーは亡くなったユーザーのアカウントも含むように設定されていました
このことに対する反発に気が付いた後、Twitterは次のようにツイートしました
We’ve heard you on the impact that this would have on the accounts of the deceased. This was a miss on our part. We will not be removing any inactive accounts until we create a new way for people to memorialize accounts.
— Twitter Support (@TwitterSupport) November 27, 2019
Beyond complying with GDPR, we may broaden the enforcement of our inactivity policy in the future to comply with other regulations around the world and to ensure the integrity of the service. We will communicate with all of you if we do.
— Twitter Support (@TwitterSupport) November 27, 2019
これは私たちにとってはミスでした。ユーザーがアカウントを記念するための新しい方法を作成するまで、非アクティブなアカウントは削除しません
(Via 9to5Mac.)
殆どのSNSやクラウドサービス、キャッシュレス決済サービス、サブスクリプションサービスでは、一身専属性に基づき権利又は義務が特定人に専属し他の者に移転しないと考えられています
その中で、FacebookやInstagramは「追悼アカウント」の設定ができるようになっています
高齢化社会となってきている現在、亡くなった方のアカウントに関して考えていかなければならない時期に来ていると思われます、海外のサービスでは削除するのもかなりの労力(殆どが海外へ必要書類を揃えて郵送)が必要です
このブログをご覧になっている方の多くはApple IDをお持ちだと思います
個人のプライバシーが優先されるので残された家族はApple IDとパスワードを知らない限り、写真も見ることができません、契約者の死亡を届けた場合は保存されていた写真やデータは削除されます
各サービスによって対応方法が異なるので、これらを知っておくことも必要ではないでしょうか
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