コミュニケーションの革命!AppleがiOS 17アクセシビリティアップデートでLive SpeechとPersonal Voice機能を発表
iOS 17のアクセシビリティのアップデートの一環として、Appleは今年導入予定の新機能「Live Speech」と「Personal Voice」を発表しました
Live Speechは、ユーザーが自分の言いたいことを入力すると、それを音声で伝えてくれるものです、一方、「Personal Voice」は、話す能力を失う可能性のある人々が自分らしい声を作成して保存できる機能です
Appleは、今年後半に導入予定の新機能「Live Speech」を以下のように説明しています
iPhone、iPad、Mac上での「Live Speech」では、ユーザーは電話やFaceTime通話、対面の会話中に、話したい内容を入力して音声で読み上げることができます。また、よく使うフレーズを保存して、家族や友人、同僚との活発な会話に迅速に参加することもできます。「Live Speech」は、話せない人や時間の経過により話す能力を失った数百万人をサポートするために設計されています
「Live Speech」を基盤としたものとして、Appleは「Personal Voice」という非常に強力な機能を提供しています
これは、話す能力を失うリスクのあるユーザー向けに設計されており、ALS(筋萎縮性側索硬化症)などの病気に最近診断された人々も含まれます、ALSは時間とともに話す能力に進行的に影響を及ぼす病気です
Appleの発表によると、
ALS(筋萎縮性側索硬化症)や進行的な話す能力の影響を受ける他の状態のように、話す能力を失うリスクのあるユーザー向けに、「Personal Voice」は彼ら自身らしい声を作成するための簡単で安全な方法です。ユーザーは、iPhoneやiPadで用意されたテキストに従って15分間の音声を録音することで、「Personal Voice」を作成できます。この音声アクセシビリティ機能は、端末内の機械学習を利用してユーザーの情報をプライベートかつ安全に保ち、また、「Live Speech」ともシームレスに連携することができます
要するに、この機能によって人々はiPhone上で自分自身の合成音声を作成することができます
Appleが用意したプロンプトに従って読むだけで、自然な声を作り出せるのです
ALSの診断を受けた2018年以来、声に大きな変化を経験してきたTeam Gleasonの非営利団体のメンバーでありALSの擁護者であるPhilip Green氏は、「結局のところ、大切な人々とコミュニケーションを取ることが何よりも重要です。自分自身の声で彼らに愛を伝えることができれば、世界が変わるでしょう。そして、たった15分でiPhone上で合成音声を作成できるというのは驚くべきことです」と述べています
(Via 9to5Mac.)
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