iOS 17.6.1及びiPadOS 17.6.1の新しいアップデートについて

Appleは本日、iOS 17.6.1の新しいバージョンをリリースしました。このアップデートは、元々のiOS 17.6.1及びiPadOS 17.6.1のリリースから約1週間半後に登場しました。新しいバージョンのビルド番号は21G101で、元々の21G93から変更されています。

アップデートの方法

iOS 17.6.1のアップデートは、対応しているiPhoneやiPadで、設定 > 一般 > ソフトウェアアップデートからダウンロードできます。

Advanced Data Protectionのバグ修正

バグの内容

Appleのリリースノートによると、iOS 17.6.1のアップデートは、Advanced Data Protectionの有効化や無効化を妨げる問題を解決しています。

この問題は、Advanced Data Protectionを有効にしようとしたユーザーがエラーメッセージを受け取り、機能が有効になっていないことが明らかでした。

また、無効にしようとしたユーザーはインターフェース上では無効になっていたものの、実際にはiCloudデータに対してまだ有効になっていました。

バグの影響

このバグは一部のユーザーに影響を与えましたが、Appleによると、影響を受けたユーザーは予想どおりのセキュリティレベルを維持していました。具体的には、Advanced Data Protectionが予想どおりに無効にならなかった場合でも、セキュリティレベルは維持されていました。

修正内容

このアップデートにより、Advanced Data Protectionの有効化や無効化に関する問題が解決されました。影響を受けたユーザーは、iOS 17.6.1をインストール後に、Advanced Data Protectionを無効にするかどうか確認する通知を受け取ることになります。

iPhone、iPadでアップデートが表示されない場合

iPhone、iPadでアップデートしようとしたところ、「iOS 17.6.1やiPadOS 17.6.1は最新です」と表示されアップデートが表示されない場合があります、私の場合もそうでした。

こんな場合は、MacやWindowsに接続しFinderから、該当デバイスを選択し「アップデートを確認」ボタンをクリックします

そうすると「ダウンロードしてアップデート」ボタンが表示されます