iOS 15、「Apple Watchでロック解除」機能でSiriのパーソナルリクエストが可能に
今年の初めに一般公開されたiOS 14.5では、マスクをしているときにFace IDの代わりにApple Watchを使ってiPhoneのロックを解除できる重要な新機能が導入されました
iOS 15では、Appleはこの機能を拡張し、「Apple Watchでロック解除」オプションがオンになっている場合、Siriへのパーソナルリクエストを可能にしています
「Apple Watchでロック解除」機能は、Face IDを搭載したiPhoneモデルのユーザーが、フェイスマスクを装着しているときにロック解除ができない場合を想定したものです、しかし、iOS 14では、ユーザーがデバイスを使おうとしたときに、TrueDepthカメラがマスクを検出した場合にのみ、このオプションが使用されます
そして今週のWWDC 2021で発表されたiOS 15では、Appleはこの同じ機能を使って、Face IDやパスワード認証を必要とせずに、Siriへのパーソナルリクエストも可能にしています
以前のバージョンのiOSでは、Siriに電話の設定変更などを依頼する際には認証が必要でしたが、今回からはApple Watchを持っている場合にはその必要がなくなります「
設定」アプリの「Face IDとパスコード」メニューで、「Apple Watchでロック解除」機能がSiriと連携して個人的なリクエストができるようになったことを説明するメッセージが新たに表示されています
Siriのリクエストや、マスクなどの障害物でFace IDが顔を認識できないときにiPhoneのロックを解除するために、Apple Watchとの安全な接続を使用します、Apple Watchはパスコードで保護され、ロックが解除されていて、手首の近くにある必要があります
このオプションを有効にしてApple Watchのロックを解除し、手首に装着している場合、iPhoneを持ったり、Face IDでロックを解除したり、パスワードを入力したりすることなく、Siriにメッセージの読み上げやiOSの設定変更を依頼できるようになりました
(Via 9to5Mac.)
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