Apple、米国PC市場で20.6%のシェアで第2位を維持
Canalys社によると、2021年第2四半期の米国PC市場は前年同期比17%増で、Appleは20.6%のシェアで第2位を維持しています、デスクトップPC、ノートブックPC、タブレットPC、ワークステーションの総出荷台数は3,680万台に達しました
最も好調だったのはノートブックで、前年同期比27%増、デスクトップは23%増と回復の兆しを見せました
タブレット端末の出荷台数は、教育関係者が離れていったことや、パンデミックによる消費者向け出荷の急増が弱まったことにより、1%減となりました
HPは2四半期連続で800万台以上のデバイスを出荷し、米国PC市場をリードしました、また、Chromebook市場でもHPは引き続き独占しており、米国での市場シェアは42%となっています
Appleは、米国PC市場において、3%の減少にもかかわらず、2位を維持しました、Appleは、主要PCベンダーの中で唯一マイナス成長となりました、これは、iPadの需要が減少したことによるものです
Appleは、M1チップの成功もあって、ノートブックの出荷台数が前年同期比で24%増加し、成功を収めました、デルは11%と比較的緩やかな成長となりました
LenovoとSamsungは引き続き他のベンダーを凌駕し、PCの販売台数はそれぞれ25%と51%の成長を記録しました、Lenovoは、急成長している米国のChromebook市場に投資することで、好調に推移しました
タブレット端末市場は、2021年に入って減速の兆しを見せており、パンデミック初期の2020年第2四半期の急上昇から今期は1%の減少を記録しました
2020年にタブレット市場が膨らんだのは、消費者が家に閉じこもり、家族が娯楽やコミュニケーションのために追加のスクリーンを求めていたからです、この急増は若干弱まっており、パンデミックの初期に購入されたノートPCのような将来的な更新サイクルの強さには欠けています
iPadは2020年第2四半期に好調に推移しましたが、これはAppleが主要な競合他社よりも部品不足に対応したためです、その後、他のベンダーが挽回したため、Appleは縮小し、AmazonやSamsungが成長しました
(Via Canalys.)
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