Appleの人気製品、AirPods Proシリーズに待望の新モデル「AirPods Pro 3」が今年後半に登場すると報じられています。

新型H3チップによる大幅な性能向上

 AirPods Pro 3の最大の特徴は、Appleが搭載する新型「H3チップ」です。

BloombergのMark Gurman氏によると、H3チップは前モデルのH2に比べ、より多くの機能向上が期待されているとのことです。


これまで、AppleのMシリーズやAシリーズのアップグレードは時に控えめな改善に留まることもありましたが、AirPodsのHシリーズでは、待ち時間を重ねるごとに大幅な性能向上が実現されてきました。

例えば、AirPods Pro 2で導入されたH2チップは、低歪みオーディオドライバーやカスタムアンプにより、豊かな低音とクリアな音質を実現し、従来のモデルに比べ最大2倍のノイズキャンセリング効果を発揮しました。

このような進化の流れを踏まえると、H3チップが搭載されるAirPods Pro 3は、さらなる新機能の追加とバッテリー性能の向上が期待できるでしょう。
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新しいデザインで快適な装着感を実現

AirPods Pro 3は、従来のモデルからデザイン面でも刷新されるとの情報があります。報道によれば、大幅な変更はなくとも、耳へのフィット感やステム部分のサイズに小さな改良が加えられる可能性があるようです。

実際に、AirPods Proのデザインは多くのユーザーから高い評価を得ており、その安定感と快適な装着感が大きな魅力となっています。

今回の新モデルでは、微調整された形状により、長時間使用しても耳が疲れにくくなると予想され、音楽やポッドキャストを楽しむユーザーにとっては嬉しい改良となるでしょう。

また、デザインの刷新がAirPods 4にも影響を与えたことから、Apple全体で製品の使いやすさが見直されていることが伺えます。

進化したノイズキャンセリング機能

AirPods Pro 2で大きく進化したアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能は、AirPods Pro 3でもさらなる改良が施されると予想されています。

新型H3チップの搭載により、環境音の低減や外部ノイズの遮断能力が向上し、従来のモデル以上にクリアな音楽再生や通話品質が実現される見込みです。

具体的には、車のサイレンや工事現場の騒音など、日常生活でのさまざまな音環境において、より効果的なノイズキャンセリングが期待されます。

この進化は、静かな環境でのリスニング体験や、集中して作業を行いたいビジネスパーソンにとって大きなメリットとなるでしょう。

注目の健康機能で新たな可能性

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AirPods Pro 3では、音楽再生や通話以外にも、健康管理に役立つ機能が追加される可能性が指摘されています。

Bloombergの報道によれば、心拍数モニタリングや体温センサーなど、計3種類以上の健康機能が検討されているとのことです。

この中で、心拍数の計測は特に注目されており、Apple Watchで採用されている機能との連携が期待されます。

健康データの取得により、日常の運動量やストレスレベルの把握が可能になり、ユーザー自身の健康管理やフィットネスに新たな視点を提供するでしょう。

また、これらの新機能が今後のアップデートでさらに強化される可能性もあり、Apple製品全体のエコシステムがより健康志向に進化する兆しが見られます。

まとめ

AirPods Pro 3は、H3チップの搭載による飛躍的な性能向上、新たなデザイン、進化したノイズキャンセリング機能、そして注目すべき健康機能と、さまざまな面で進化が期待されています。

これまでのAirPods Proシリーズは、その使いやすさと高性能で多くのファンを魅了してきましたが、今回の新モデルはさらに多くのユーザーのニーズに応える製品となることでしょう。

特に、待ち望んでいた改善点としては、バッテリー持続時間の向上や、より精密なノイズキャンセリング機能が挙げられ、今後の製品発表が非常に楽しみです。

Appleが今年9月にiPhone 17とともに発表するという噂がある中、AirPods Pro 3はその存在感を存分に発揮し、多くのユーザーに新たな音響体験を提供するに違いありません。

(Via 9to5Mac.)


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