AppleマップのWeb版で「Look Around」がついに利用可能に!その魅力と活用法
Appleマップは、iPhoneやiPadでおなじみの地図アプリですが、この夏、Webブラウザでも利用できるようになりました。そして今回、さらに大きな進化を遂げました。
なんと、Googleストリートビューのような機能「Look Around」がWeb版でも使えるようになったのです。これにより、iPhoneやiPadを持っていなくても、より手軽にAppleマップの魅力を体験できるようになりました。
AppleマップWeb版のこれまでとこれから
Web版登場の背景
これまで、開発者はMapKit JSを通じてWebベースの地図を埋め込むことができましたが、一般ユーザーが直接ブラウザでAppleマップにアクセスする方法はありませんでした。
2024年、ついにWeb版Appleマップが登場し、誰でも手軽に利用できるようになりました。しかし、当初は機能が限られており、Look Aroundなどの機能はiPhoneやiPad、Macのアプリでしか利用できませんでした。
Look Aroundの追加と今後の展望
Appleは、数か月以内にLook AroundをWeb版に追加することを約束しており、その約束通り、年内に実現しました。これにより、Web版Appleマップはアプリ版に大きく近づきました。
今後は、公共交通機関の案内や交通機関レイヤーなど、まだ不足している機能の追加が期待されます。しかし、現時点でも、2地点間の経路検索(車、徒歩)、ガイドによるおすすめスポットの発見、ビジネス情報、レビュー、さらにはフード注文やチケット購入のボタンなど、便利な機能が利用可能です。
Look Aroundの魅力:まるでその場にいるかのような体験
Look Aroundとは?
Look Aroundは、Googleストリートビューのような360度パノラマビューを提供する機能です。Appleマップへの導入は遅れましたが、その体験は非常に優れていると評価されています。
2019年にiOS 13で初めて導入され、当初はサンフランシスコ、ラスベガス、ホノルルなどの都市に限られていましたが、その後、アメリカの主要都市やロンドン、エディンバラ、ダブリン、そして東京、大阪を含む日本の主要都市にも拡大されました。
Web版Look Aroundの特徴
Web版のLook Aroundも、アプリ版と変わらない360度パノラマビューを提供します。あらゆる方向に視点を動かしたり、クリックして街路を移動したりできます。
特にWindows PCを使っているiPhoneユーザーにとっては、大画面でLook Aroundを楽しめるのは大きなメリットです。Macユーザーにとっても、ブラウザで手軽にアクセスできるのは便利でしょう。
Googleストリートビューとの比較
Look Aroundは後発ながら、その高画質でスムーズな操作性、そしてプライバシーへの配慮(顔や車のナンバープレートへのぼかし処理など)で、Googleストリートビューよりも優れているという声も多く聞かれます。
AppleマップWeb版とLook Aroundの活用法
- 旅行の下調べに
- 引越し先の検討に
- 待ち合わせ場所の確認に
- バーチャル観光に
旅行前にLook Aroundを使えば、目的地の周辺環境を事前に確認できます。ホテルの場所や最寄りの駅、観光スポットまでの道のりなどを把握することで、旅行がよりスムーズになります。
引越しを検討している場合、Look Aroundを使って候補地の周辺環境をチェックできます。近所のスーパーや公園、学校などを確認することで、生活環境を具体的にイメージできます。
待ち合わせ場所の目印となる建物や風景をLook Aroundで確認しておけば、迷うことなくスムーズに合流できます。
実際に旅行に行けない場所でも、Look Aroundを使えばバーチャル観光を楽しめます。世界中の街並みを眺めることで、旅行気分を味わえます。
AppleマップWeb版へのアクセス方法と対応ブラウザ
AppleマップWeb版は、beta.maps.apple.comからアクセスできます。対応ブラウザは、MacとWindowsの両方でEdge、Chrome、Firefoxが利用可能です。MacユーザーはSafariも利用できます。
まとめ
今後は、公共交通機関の案内など、さらなる機能追加が期待されます。
Webブラウザで手軽に利用できるAppleマップは、ますます多くの人に活用されることでしょう。
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