Appleは最近、2年前に廃止された初代のフルサイズのスマートスピーカーの後継モデルとして、第二世代のHomePodを発表しました。その後、AppleがさまざまなHomePodのプロトタイプを開発しているとの噂が広がり、中にはLCDディスプレイを搭載したものもあると言われています。

最近、そのようなプロトタイプの写真がインターネット上に出回り、これが実際のプロトタイプであることが確認されました。

Appleのプロトタイプ収集家として知られるKosutami(@KosutamiSan)氏が、未発売のHomePodのコンポーネントの画像を公開しました。特に注目すべきは、現行のHomePodのパネルよりも大きなタッチスクリーンセンサーが上部に配置されていることです。さらに、上部に完全に機能するLCDディスプレイを持つHomePodのプロトタイプの写真も公開されました。

これらの画像は興味深いもので、特にKosutami(@KosutamiSan)氏がリークしたHomePodのデザインが、廃止された初代よりも第二世代に近いことが明らかにされました。

9to5Macは、独自の情報源をもとにこれらの画像の真実性を確認しました。そして、このLCDディスプレイ付きのHomePodについてさらに詳しい情報を得ることができました。このプロトタイプは’B720’というコードネームで呼ばれ、Appleが現在も積極的に開発を進めていることがわかりました。

iFuck thought  had never made a HP with touchScreen before, but it is happened, it used to be my AprilFool's joke🤯🤯🤯🤯🤯🤯🤯 pic.twitter.com/FUvS4HcYj7

— Kosutami (@KosutamiSan) October 21, 2023

Appleはこの新しいHomePodのリリース時期についてはまだ発表していませんが、このプロトタイプが高度な段階にあることから、近い将来に発表される可能性が高まっています。

新しいHomePodのディスプレイを最大限に活用するため、AppleはtvOSアプリの一部を、異なるディスプレイフォーマットで動作するように再設計しているとの情報があります。Apple MusicやApple Podcastsが、新しいディスプレイフォーマットに対応するために最初に再設計されるアプリであることが伝えられています。

具体的なインターフェースの詳細はまだ不明ですが、9to5Macの情報によれば、HomePodのディスプレイは、曲やポッドキャストが再生されている際にアルバムアートの色に基づいたぼやけたアニメーションを表示することが予想されます。また、重要な通知を表示する機能や、電話応答やメッセージ返信のための機能も搭載される可能性があります。

現時点ではまだプロトタイプの段階ですが、Appleが次世代のHomePodとして更新する際の基盤となる可能性が高いです。

(Via 9to5Mac.)