Appleは本日、次期拡張現実ヘッドセットApple Vision ProのオペレーティングシステムであるvisionOS beta 6をリリースしました。

このベータ版は開発者のみが利用可能ですが、この画期的なデバイスをユーザーがどのようにセットアップするのかを覗き見ることができる新しいオンボーディング・ビデオを発見しました。

visionOS beta 6の新機能

visionOS beta 6に追加されたビデオでは、ハンドトラッキングの設定やパーソナル3Dアバターの作成など、オンボーディングの重要なステップが紹介されています。これは、Apple初のAR/VRヘッドセットの発売が近いことを示唆しています。

セットアッププロセス中に示されるこの35秒の動画は、、ユーザーがインターフェース要素を見るだけで、指をタップして選択できることを示しています。「あなたの目と手が、Apple Vision Proをナビゲートする方法です。


別のビデオでは、リアルなFaceTime通話のための3D「ペルソナ」の作り方を詳しく紹介しています。Face IDの登録を真似て、ユーザーはヘッドセットが自分の似顔絵をキャプチャする間、頭を動かしたり回したりしなければなりません。

visionOSとApple Vision Proについて

visionOS beta 6のビルド番号は21N5300aとなっている。これは前のビルド番号21N5259jから大きくジャンプしている。通常、ビルド番号の末尾に「a」が付く場合、それが安定版に近いことを示唆しています。

Apple Vision Proは2024年初頭に発売される予定で、AppleはiOS 17.2 betaでiPhone 15 Proへの空間ビデオ撮影機能をすでに追加していることから、計画は予定通り進んでいるようです。

Appleは一部メディアにVision Proで自身の空間ビデオを視聴する機会を提供しており、編集機能は来年のFinal Cutで追加予定です。

Telegram からのvisionOS アプリのティーザーと Windows XP を実行できる機能も、リリースが近いことを示しています。

これらの便利なオンボードビデオの出現は、AppleがvisionOSとApple Vision Proが最終段階に入り、発売に向けて準備を進めていることを示唆しています。

仕事と遊びに革命をもたらすかもしれないこのデバイスを、ユーザーは間もなく手にすることができるでしょう。

(Via 9to5Mac.)