Google Chrome for Desktopに音声とビデオのライブ字幕機能が追加される
XDA Developersによると、Googleはデスクトップ版Chromeブラウザのバージョン89にライブ字幕機能を導入したとのことです
これまでPixelとSamsungの一部の機種でしか利用できなかったライブ字幕機能は、機械学習を利用して、ブラウザで再生される動画や音声をリアルタイムに文字起こしするもので、聴覚障害者コミュニティーのメンバーやその他の聴覚障害者がオンラインメディアにアクセスしやすくなります
有効にすると、人が話している音声やビデオを再生するたびに、ライブ字幕がブラウザの下部のボックスに表示されます
YouTubeのビデオやSpotifyのポッドキャストで試してみたところ、うまくいきましたが、単語は少し遅れて表示され、必ずしも100%正確とは限りません
また、この機能は現時点では英語の話し言葉にしか対応していないようですが、それ以外の場合は、字幕が利用できないような音声の書き起こしにも十分対応していると言えます
oogle Chromeの新しいライブ字幕機能を有効にする方法
- デスクトップでGoogle Chromeを起動します
- ブラウザウィンドウの右上隅にある3つの点のカスタマイズボタンをクリックします
- ドロップダウンメニューの「設定」をクリックします
- 「詳細設定」をクリックしてセクションを展開し、「ユーザー補助機能」を選択します
- 「自動字幕起こし」の横にあるスイッチをクリックして有効にします
ライブ字幕を有効にすると、Chromeは音声認識ファイルのダウンロードを開始し、そのプロセスには数秒しかかかりません、ダウンロードが完了すると、ブラウザで再生されている動画や音声の中で誰かが話しているときに、自動的に文字起こしが行われるようになります
オーバーレイの下部にある小さなシェブロンをクリックすると、ライブトランスクリプションのボックスが拡大され、画面上でドラッグして位置を調整できます
オーディオをミュートにしたり、音量を下げたりしてもキャプションが表示されるので、周囲の人に迷惑をかけずにビデオやポッドキャストを追うことができます
(Via MacRumors.)
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