Adobe、「macOS High Sierra」における「Illustrator CC」の問題点を公開
MacOS 10.13(High Sierra)BetaビルドでIllustratorを実行する際に、以下に示す互換性の問題を発見しました。Illustrator CC(およびそれ以前)の2017リリースは、MacOS 10.13(High Sierra)Betaビルド上で動作するように設計されておらず、サポートもされていませんでした
既知の問題点
Illustrator CC 2017.1以前をmacOS 10.13(High Sierra)Betaビルドで実行すると、以下に示す互換性の問題を発見しました。グラフィックスプロセッシングユニット(GPU)またはアップルファイルシステム(APFS)との互換性の問題により、予期しない動作が発生することがあります
Appleファイルシステム(AFPS)エラー
APFSでのインストールおよび起動エラー(大文字と小文字を区別)
- Apple File System(AFPSの大文字小文字を区別する)ドライブにIllustratorをインストールしようとすると、エラーメッセージが表示されることがあります
- Appleファイルシステムのアップグレード後にIllustratorを起動すると、Illustrator、ライセンステンプレートまたはアセットを起動したり、ファイルを開いたり、ドキュメントを作成したりするときにエラーや面の問題が発生することがあります
現在対応中
APFS(大文字と小文字を区別しない)で[色の設定]ダイアログボックスを使用しているときに予期しない動作が発生する
MacOS 10.13(High Sierra)BetaビルドにインストールされたIllustrator CCでドキュメントを開くと、Adobe Illustrator 6.0をドキュメントのデフォルトのカラー設定として適用します
この問題により、新しいファイルがカラー管理されないことがあります。
また、カラーマネージドファイルを開く際にプロファイルの競合エラーが発生することがあります
- 回避策
- Illustratorを起動します
- 「編集 」> 「カラー設定」
- ドキュメントに適したカラー設定を選択します
- 「OK」をクリックします
- すべての起動時に手順1〜4を繰り返します
ブラシ、ライブコーナーウィジェットなどの機能を使用しているときのレンダリングに関する問題
一部のGPUカードとの互換性の問題により、マウスをドキュメント上に置いたりマウスを動かすと、ブラシ、ライブコーナーウィジェットなどの機能を使用してレンダリングエラーが発生することがあります
- 回避策: GPUのプレビューを無効にする
- アプリケーションバーで、GPUのパフォーマンスをクリックします アイコン に 「環境設定」ダイアログボックスでGPUのパフォーマンス設定を表示します
- クリア GPUのパフォーマンスの チェックボックスをクリックし 、「OK」
(Via Adobe.)
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