BetterTouchToolでHyper keyを設定して、ショートカットでアプリを一発起動
作業効率を上げる
Macでの作業をスピードアップしたいと思って、キーボードショートカットを使用している方も多いのではないでしょうか?
MacではAlfredを使用して検索窓にアプリ名をキーボードから入力しアプリを起ち上げる方法が良く知られています
アプリ名をすべて入力しなくても、数文字入力すると候補が表示されます
Alfredの場合は、アプリを起動する前にAlfredを起動しなければならず余分に一手間必要です、それに引き換えこれから紹介する方法だとキーボードショートカット一発でアプリを起動できるようになります
でも、macOSに内蔵されているショートカットキーと競合しないようなキーボードショートカットを作るのにも苦労したりします
これを回避する1つの方法として「Shift」+「Control」+「Option」+「Command」の修飾キーと組み合わせる方法が在ります、多くの修飾キーを一度に使うと競合しないのですが、人間の手ではなかなか困難です
そこで登場するのがHyper Keyと言われるもので「Shift」+「Control」+「Option」+「Command」を一度に押すことをシミュレートします
私はトラックパッドを使っている最中は、キーボードに戻らずにアプリを選択したいので「TabLauncher」を使用してアプリの使用用途別にタブを作成して登録しているのでこちらも一発で起動できるようにしています
BetterTouchToolでHyper Keyを作成する
BetterTouchToolと言えば、トラックパッドやマウスを拡張すると言うイメージが強いのですが、キーボードショートカットを拡張できます
- まず、左のサイドバーで[すべてのアプリ]を選択し 、ウィンドウ上部にあるドロップダウンメニューから[キーボードショートカット]を選択します
- [+]ボタンをクリックし最初のキーボードショートカットを作成します
- ショートカットを記録するには、クリックの項目でキーを入力します(私の場合は殆ど使うことのない[Caps Lock]キーを押して指定しました)
- 次に[+]ボタンをクリックして、キーを押した時に必要なアクションを追加します
- 一覧が表示されるので[キーボード]から[Act as Hyper Key]を選択します
以上で、「Shift」+「Control」+「Option」+「Command」を一度に押すことを[Caps Lock]キーを押すことでシュミレーションできるようになります
キーボードショートカットで起動したいアプリを登録
キーボードショートカットで起動したいアプリを登録します
- 左のサイドバーで[すべてのアプリ]を選択し、ウィンドウ上部にあるドロップダウンメニューから[キーボードショートカット]を選択します
- [+]ボタンをクリックし最初のキーボードショートカットを作成します
- ショートカットを記録するにはクリックの項目で[Shift]+[Control]+[Option]+[Command]+[D]キーを入力します(今回はアプリのDEVONthinkを登録するので)
- HUDオーバーレイの「ショートカットがトリガーされた時に表示」に「✓」を入れます
- 次にHUDタイトルに「⇧⌃⌥⌘D」を入力します
- 選択したトリガーに最初の操作を割り当てるの[+]ボタンをクリックします
- プルダウンメニューから[その他のアプリケーション制御]>[アプリケーションを起動/ファイルを開く]を選択します
- 起動したいアプリを選択します
- 他のアプリを登録するには、同じ方法でショートカットの[D]のところを変えてアプリを登録します
Caps Lockキーを無効化
最後にCaps Lockキーを使用するので、オンにならないように無効化にしておきます
- [システム設定]を起動します
- 左の項目から[キーボード]を選択します
- [キーボードショートカット…]ボタンをクリックします
- 左の項目から[修飾キー]を選択します
- [Caps Lockキー]で[アクションなし]を選択します
以上で無効化が出来たので、Caps Lockキーを使用してもCaps Lockがオンにならないので使っていて気にする必要はなくなります
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