Appleの次期モデル「iPhone 17」に搭載されるとみられる「Camera Control」ボタンの実物部品写真が公開されました。

これまでの配色予想と異なる色が写っており、量産前の段階でカラーバリエーションに変化が起きている可能性が指摘されます。今回の情報はAppleInsiderの報道をもとにしています（出典：AppleInsider）。

新たに確認できた「Camera Control」部品のカラー

リーカーとして知られるSonny Dickson氏が公開した画像では、ピンク（淡いパープル寄り）／グリーン／ブルー／ダークイエローの4色がはっきり確認できます。別カットにはオレンジと見られる部品も混在し、従来は「Pro」向けと噂された色が標準ラインにも検討されている可能性を示します。部品単体の写真であるため、筐体色と1対1で対応するとは限りませんが、少なくとも試作段階で複数の配色案が存在していることがうかがえます。

過去のリークと食い違う点

これまでの情報では、iPhone 17はブラック／ホワイト／ブルー／ピンク（またはライトパープル）の展開とされてきます。今回の画像ではグリーンやダークイエローといった新顔が見られる一方、ブラックやホワイトは部品からは読み取れません。この食い違いにはいくつかの理由が考えられます。

• 試作段階の多バリエーション検証：量産前に複数のカラーパターンを用意し、視認性や識別性、歩留まりを評価している可能性があります。
• 部品カラーと筐体カラーの非連動：ボタンやフレームの色だけが差し色になる設計もあり、最終の本体色とは必ずしも一致しません。
• モデル別差異：無印とProで配色ポリシーが異なるケースがあり、オレンジ＝Pro系という従来の見立てと今回の標準ラインの候補が混在している可能性があります。

「Camera Control」の位置づけと継続見込み

「Camera Control」は、シャッター操作やズーム、撮影モードの呼び出しを物理操作で素早く行えることを目指す新要素として注目されています。iPhone 18世代での扱いについては諸説ありますが、少なくともiPhone 17では継続搭載される見通しです。

今回の部品流出は、その存在感が引き続き大きいことを裏づけます。操作系のハードウェアは色によって視認性や差別化にも寄与するため、ボタンのカラー検証＝製品カラー検証と並行して進むのは自然な流れです。

ユーザーへの影響：色選びとモデル選定

もしグリーンやダークイエローが採用される場合、近年の淡色路線に加えてアクセントの強い選択肢が増え、購入時の色選びがより楽しくなります。

反面、発売直前まで配色が変わることも珍しくないため、色を最優先したい方は正式発表（2025年秋見込み）まで待つのが無難です。特に「オレンジ」系はPro専用色としての差別化が続く可能性があるため、標準とProのどちらを選ぶかに影響を与えます。

(Via Apple Insider.)