Appleの待ち遠しい「Scary Fast」イベントが太平洋時間の月曜日の午後5時(日本時間10月30日 午前9時)に迫る中、動きが見え始めています。

規制関連のデータベースを探ると、Appleが明らかにするであろう製品に関する興味深い手がかりが見えてきます。

バッテリーの再提出：新製品の予兆か？

MacRumorsの最新の発見によれば、14インチと16インチのMacBook Pro、Mac用のMagic Keyboard、iPad miniなど、いくつかのApple製品のバッテリーが、中国の規制データベースに再度提出されました。

これらは元々2021年かそれ以前に提出されていたもので、2023年10月の日付で再提出されています。

過去にも、このような再提出は新製品のヒントとなったことがあります。例えば、Apple Watch Series 9が発表される前、MacRumorsはSeries 8のバッテリーが同じデータベースに再提出されたことを発見しました。そして、これらのバッテリーは後にSeries 9のモデルで使用されました。

バッテリー容量はそのまま

再提出された記録によれば、バッテリーの容量は変わっていません。これは、Appleの新しい製品のバッテリーサイズは変わらないかもしれないが、新しいエネルギー効率の良いチップのおかげでバッテリーの持ちが向上する可能性があることを示しています。

予想されるアップデートと新製品

BloombergのMark Gurman氏は、次のイベントに関する予想を公開しています。

同氏は、M3チップを搭載した24インチiMacのアップデートを予測しています。また、Magic KeyboardやMagic Mouse、Magic Trackpadといったアクセサリーもアップグレードされるかもしれません。これらは、LightningからUSB-Cの充電ポートに移行する可能性があります。

14インチと16インチのMacBook Proモデルもアップデートが予想されており、M3 ProやM3 Maxチップが搭載されるかもしれません。

iPad Miniの謎

規制の提出書類には、第6世代のiPad miniのバッテリーに関する情報も含まれています。これが、第7世代のiPad miniの発表の可能性を示唆しているのかもしれません。

しかし、Gurman氏やAppleのアナリスト、Ming-Chi Kuo氏は、新しいiPadが2024年まで登場しない可能性が高いと以前から指摘しています。Appleが新しいiPad miniの発表で私たちを驚かせるかどうか、楽しみです。

過去の発表を振り返って

Appleは2021年の9月のイベントで、第6世代のiPad miniを発表しました。新しいモデルは、iPhone 14 Proで初めて登場したA16 Bionicチップを搭載すると予想されています。また、「ジェリースクロール」と呼ばれる問題も解決されるかもしれません。

今月初めには、新しいiPadの発表の噂とは裏腹に、AppleはUSB-Cポートを持つより手頃な価格のApple Pencilを発表しました。この新しいアクセサリーは、11月初めに発売される予定です。

(Via MacRumors.)