Appleの最新のiOS 17の登場により、AirPods向けのさまざまな新機能が導入されました。これらの機能の中でも、特にAirPods Pro 2に注目が集まっていますが、シリーズ内の他のモデルにも適用される機能があります。

AirPods Pro 2の注目すべき新機能として「適応型オーディオモード」が挙げられます。このモードは、アクティブノイズキャンセルと外部音取り込みモードモードを組み合わせ、周囲の環境に合わせて音量やノイズキャンセルを自動的に調整します。

例えば、掃除機の音やカフェの雑音を消し去りながら、直接ユーザーに話しかける人の声はしっかりと聞こえるようになっています。

この「適応型オーディオ」に加えて、「会話感知機能」も新たに追加されました。

この機能は、AirPods Pro 2を使用している最中に誰かが話しかけた際に、自動的に音量を下げ、その人の声を強調して背景の音を減少させます。

さらに、Appleのデバイス間でのスムーズな切り替えや、通話中の消音/消音解除など、新しい便利な機能も追加されました。

そして、AirPods Pro 2のもう一つの大きな特徴は「パーソナライズボリューム」です。この機能は、ユーザーの好みや周囲の環境に合わせて、メディアの音量を調整します。機械学習を活用して、ユーザーの音量の好みや周囲の環境を学習し、それに基づいて音量を自動調整します。

この機能を利用するには、AirPodsがiOS 17/iPadOS 17にアップデートされたiPhoneやiPadに接続されている必要があります。

パーソナライズボリュームの設定方法:

AirPodsを耳にしっかりと装着し、iPhoneに接続されていることを確認します。

1. [設定]アプリを開きます。
2. 一覧の中から[AirPods Pro]を選択します。
3. [パーソナライズされた音量]のトグルスイッチをオンにします。

さらに、より豊かな音響体験のために、[会話感知]や[大きな音の低減]の機能もオンにすることができます。AirPods Pro 2の「適応型オーディオモード」を利用したい場合は、[パーソナライズされた空間オーディオ]の項目をタップします。

また、AirPods Pro 2のステムを長押しすることで、[適応型オーディオ]と[ノイズキャンセリング]モードを切り替えることができます。