最新のiOS 16.4ベータ版で発見されたコードから、Appleが引き続き、iOS 16、iPadOS 16、およびmacOS Venturaに組み込まれているRapid Security Response (RSR) 機能を改善していくことがわかりました

iOS 16.4 beta 3の新しいRapid Security Responseコードには、セキュリティアップデートと互換性がない可能性のあるアプリに関する文言が追加されています、「一部のアプリは、最新のiOSの迅速なセキュリティ対応との互換性がないため、予期せず終了する場合があります。セキュリティ応答を削除すると、これが修正される場合があります」とAppleは述べています

また、RSRリリースに問題があるかどうかをユーザーに知らせるロールバックアラートもあります、「iOSのセキュリティ上の問題の可能性」は、将来ユーザーが目にする可能性のあるテキストです

Appleは、Rapid Security Responseのアップデートをいくつかリリースしており、最初のアップデートは11月にリリースされました、これまでのところ、これらのアップデートはすべてベータ版を使用しているiPhoneおよびiPadユーザーに限定されており、テスト段階で提供されているようです

AppleはRSRプロセスの完成に向けて作業を続けており、Appleのセキュリティサポートドキュメントによると、現時点ではどのリリースにもセキュリティ修正が含まれていないようです、このドキュメントでは、脆弱性の修正を含むすべての更新プログラムの概要を示し、RSRリリースは記載されていません

RSRは現在のところ一般に提供されておらず、Appleがソフトウェアアップデートの間のつなぎとしてこのオプションを使用する準備ができていないことも示唆しています

iOS 16、iPadOS 16、macOS Venturaの一部として発表されたRapid Security Responseアップデートは、AppleがiOSの完全なアップデートなしにユーザーにセキュリティ修正を提供できるようにすることを目的としています、Rapid Security Responseは迅速にインストールでき、iOS 16.4のコードが示唆するように、必要に応じてロールバックすることができます

(Via MacRumors.)